九州国立博物館で
「東山魁夷(ひがしやまかいい)展」。
思い切り東山ブルーに
包まれてきた。
スッキリしてはる 特別展入口
群青と緑青のキラキラとした
輝く作品にたくさん会えるとは
正直思っていなかった。
唐招提寺に納められた
波音が聴こえるような障壁画だって
「襖だけ並べてあるのかな?」
程度に考えていたが、
いやいや、なんの、
欄間や柱にはめられて
畳敷きまで再現されていた。
失明していた鑑真さんのために
故郷や日本の音を聴いてもらいたいと
聴覚を意識した絵を描くなんて
鑑真さん、きっと喜んではるわ~!
東山さん、やさしいなぁ(T_T)
ステキやなぁ。
気が利く、イイ男やなぁ。
ちなみに、
自分がひと目ぼれしたのは
「月華」という作品だった。
実際に画から
光が出ているような
おまけに温度まで伝わってくるような
すばらしい作品。
すれ違うとしてもスタッフさんだけのお気に入り階段
天井がよく見える。
左側を向くと外が丸見え(外からは中が見えん)
建築士さん、大工さんって、スゴイなぁ(そこか)。
最近のチラシはオシャレ尽くし
デザイナーさんの技が炸裂していて
まさかの縦開きだったり凝ったつくりで
写真の配置や言葉えらびも斬新でおもしろい。
行きたくなる前に
眺める楽しみをくれる
これもありがたい芸術作品。