京都御所の次は
大人気の「晴明神社」の予定だったが
そのちょっと西にある
「北野天満宮」へ行ってみた。
(地図で文字を見てグイッと気が向いた)
来たら来たで気持ちが良かった北野天満宮
太宰府とはまた違った雰囲気でコンパクトな境内。
太宰府のように後方に山や森がないからか(?)
道真さんの実家というより
少し気が張る仕事場な感じ。
(なんだソレ…)
それでも自分はなんというか
ほのぼの~とのどかな気持ちになったけど。
食意地の強いオレが
「梅が枝餅売ってない、な~」
なーんて思いつつ代わりに目撃したのがコレ
楼門をくぐる前からあたりに強い香りが漂っていて驚いた
所狭しと境内に広げてあった、梅の天日干し群。
あれ、やっぱり梅林が境内のどこかにあるのかな?
(梅が来た道も行く道も、調べる気なし!)
中学生の修学旅行かなにかで
少人数でまわっている子らが何組がいて
引率の先生?が
「おみやげは、無理に買わなくてイイからね」
と、やさしく諭している場面を見て
気が利くなぁと思ってしまった。
そうだよね。
周りが、誰かが買うからといって
そんなに気が進まないのに
買うことない!と妙に共感。
拝殿のなかに取り付けてあった独特な形の鏡
このカタチの鏡が賽銭箱の上方に8~10枚ほどあったかな?
拝礼している人たちをしっかり映し出す鏡。
やっぱり自分を見よ!ってことかな?
拝むのは、願うのは、祈るのは、
つまり自分を見つめて
自分に向き合うということナーリー。
世界は自分で
自分が世界
(ブッダのいう「唯我独尊」?)
そういや、ひそスピの新刊に
文子(あやこ)さんが出てきてた!
と思い出してすぐにたどり着いた
本殿後方の「文子天満宮」
桜井さんのエピソードを読んでいたからか
とても親近感の湧く場所だった。
うまいことアゲハ蝶も飛んできたりして
なんだか嬉しくなってニコニコ
ちょうど境内は七夕月間で
正式(旧暦)の七夕、8月9日に向けて
七夕の笹の木が参道から境内まで
いたるところにたくさん飾られていて
ステキだった。
(参拝者も100円で2枚の短冊が書ける)
そうとなったら
短冊観察が大好きな
ワタクシには天国!
下手したら参拝時間より時間を費やして
おもしろ短冊探索
よしはるくんの、切実(?)かつ愛ある願いごと。
自分のことよりパパのこと精神に涙(T_T)
幼少期にしか書けない覚えたての筆跡が最高!
「は」の字が惜しい!のも最高!
よしはるくんの日常生活に
パパの身体的特徴が
どの程度影響しているのか
想像させるのも最高!
どこの子か知らんが
抱きしめたくなるやんか。
よく見かける「世界平和」を超越(?)した愛の世界
「ぜいいんの いのちが たすかりますように」
神か仏か…気分は瞬く間にありがたい世界へGO!!
「す」の字は何とか途中で鏡文字を免れたが
ラスト付近で集中力が途切れて(?)
「う」が鏡文字になってるのが最高!
何よりそんなのどーでもいーと思わせてくれる
人類愛に感涙(ノ◇≦。)
弥勒菩薩の使者のよう。
てか、そうでしょ。
最後は無意識に女子力が爆発している短冊
お願いするほどのことでもないと
内心わかっちゃいるから
遠慮気味につぶやき程度で抑えたけど
ホントは少し叶ってほしい感があふれる
あるあるな願い事。
マスキングテープを加えたりして
(しかもLOVE!)
かわええなー。
うちの子じゃないけど
嫁に出したくないなー。
いや、何度も嫁に出して
いろんな人に愛される子もイイなー。
いやいや、
いっそのことアイドルにして
みんなに見てもらうだけってのもありか?
そんな娘に対する矛盾妄想を
かきたてられる短冊最高!
おもしろ短冊は宝の山なんだから
使用後は誰か気を利かせて
冊子にしてくれたらいいのに。
(自分でやれ)
北野天満宮の思い出は
おもしろ短冊と共に保存された。