2月に大神神社(おおみわじんじゃ)へ行ったときは

登拝に向いていない靴だったから

三輪山(みわさんやま)には登らなかったが

やっと登る気になって行ってきた。

 

 

んでもって、みつろうさんのブログを読んでいて

信貴山(しぎさん)」付近にも行ったことがないなと

ついでに行ってきた。

(毘沙門天さま目当ておねがい)

 

 

 

 

結果として行ってきたところ。

 

信貴右矢印奈良国立博物館(信貴山縁起絵巻)右矢印三輪右矢印石上神宮

右矢印稲荷右矢印豊国廟右矢印泉涌寺

 

 

 

 

 

予定を立てたころは

思いもしなかった

まさかの山山山を「登る」旅!

 

 

使った、使った、自分の脚力……。

これでもか!というほどに……。

 

 

毎日登山旅って

初めてだったかも…えーん

 

 

 

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信貴山はただただ

毘沙門天さまキラキラに会いたくて行ってみた。

 

 

信貴山周辺は

キレイに整備(というのか?)されていて

 

 

境内は起伏があるものの

美しく清掃も行き届いていて

近くにあれば

散策に最適な感じの所だった。

 

 

千手院の祈祷を横目に

一気に本堂へ。

(ちょっとした迷路みたいになってるけど…)

 

 

 

本堂からの景色の気持ちよさ。

本堂正面上方に陣取るツバメの巣の立地(?)の良さ。

横で見ていたスタンプラリー(御朱印)の文字のカッコよさ。

わかっていても怖い戒壇めぐり

 

 

ちょうど祈祷の時間で

中秘仏である毘沙門天さま

横の内陣に座らせてもらい

30分程度の祈祷を聴いた。

 

 

メインボーカル僧の声が出ること出ること!!

素晴らしい張りのある声。

朗々とはあのこと。

「歌がうまそう…」なんて雑念ばかりてへぺろ

 

 

サイド僧のコーラスや伴奏(シンバル・ドラム)もしっかり。

大般若経転読祈祷(?)のリズム

あまり聞いたことのない音程

途中法具(?)で大きな音を出されていて

(横のかわいい赤ちゃんは音のたびにビクッとしてたけど)

自分の「魔」や「厄」が

ジャンジャン祓われる気がした。

 

 

 

 

ほんと、バッサバッサ

自分のよくないものが次々と

落ちていった気分照れルンルン

(真言も覚えてイイ気分)

 

 

 

祈祷が終わると

いよいよ中秘仏であられる

毘沙門天さまを近くで拝観ラブラブラブ

 

 

 

奈良国立博物館の特別展に合わせて

いつもは見られないこの時期にも

会うことができたルンルン

 

 

 

それほど大きさはないけど

黒々としてカッチョよく強そう

なんだかうっとり惚れ惚れラブラブラブ

 

 

 

「この方になら、叱られてもイイ!!

「なんでもいうこと聞きます!」って感じ。?

 

 

 

「今から、信貴山を登りますので」なんちゃらと

しっかりご挨拶して

内陣の裏におはす二十八使者にも

ごあいさつ。

 

 

詳しくはないけど

使者の方々もなかなか

雰囲気のある方ばかりだった。

(いや、知らんけど)

 

 

 

そしていよいよ信貴山登山へ。

 

 

 

 

 

整備された石段を

クネクネと登ること30分

帰りは20分。

 

 

素人にはなかなかの登山……。

思い出すのも…ちょっとシンドイほどタラー

 

 

 

緑は美しいし

鳥の鳴き声にも癒されて

気分はイイはずなのに

甘やかしている脚が悲鳴えーん

 

 

 

空鉢護法堂(くうはつごほうどう)まで

あたりはお寺ではなく

神社の雰囲気だった。

 

 

なにやら白蛇さんがおはすらしい。

 

 

休み休みしつつ登りきると

景色も本堂より一段とよく

清々しかった

 

 

 

モチベーション(空海さんゆかり等)

足りないと

勢いが出ない自分。?

 

 

 

宮島の弥山(みせん)に登った時は

3倍はしんどかったはずなのに

信貴山の方が長く感じてしまった…。

 

 

 

上がった息を整えながら

木の椅子に腰かけて

お山の上から街を眺めていると

 

 

前方の柵のところに

小学生男子が元気に動いていて

失った体力を思いつつ

ぼんやりみていると

 

 

いつの間にか目の前の足元に

トカゲがいることに気がついた。

黒でも茶色でもなくて

極々薄い黄色…豆乳のような色をしていた。

(豆乳って…)

 

 

「あ、かわいい」と見ていると

地面に落ちていた

クッキーのカケラのような小さなものを

パクッと口にしていた。

(こちらの様子も窺いつつ丁寧に)

 

 

 

つぶらな瞳でよく見えてる~。

トカゲでも鳩のようなことするんだ…。

しかし、カワイイ…。

 

 

と疲れた視覚で眺めていると

まだ気がついていない

小学生の足元に近づいたから

 

 

男の子を驚かさないように

「あ、トカゲ…」と

小さな声で注意を促すと

 

 

男の子の目が輝いて

夢中でトカゲをつかまえようと

追いかける姿もまた

かわいらしかったニコニコ

(全く捕まらずさすが!)

 

 

 

白蛇さんじゃなかったけど

豆乳色のトカゲさんとちびっ子に

存分に癒されて無事下山。

 

 

 

下山後は

爆睡虎風ネコ

太めの黒ネコさんもいて

ちょっとだけあいさつすることができた。

(見るだけで癒されるなんて眼福)

 

 

 

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この日の午後は奈良市内に戻って

奈良国立博物館の特別展

国宝「信貴山縁起絵巻」の実物三巻を鑑賞するという

信貴山三昧なイチ日だった照れ

 

 

絵巻物もかなりおもしろくて

ちょっと混雑はしていたけれど

ステキなグッズも手に入れて

 

 

他のところに巡回はしないということだったから

貴重な機会に信貴山登山をセットにできて

よかった~おねがいおねがいおねがい

 

 

 

翌日の三輪山登拝への

よい足慣らし(?)にもなった。

(宿では温泉でひたすら脚のマッサージ!!)