KAWASAKI ANTIQUEに行ってきました
仕事なので視察もかねて・・
川崎のLA CITTADELLAで開催されているアンティークのマーケット。
ヨーロッパ各地から来た様々なアンティークが並ぶこのマーケットは今回で5回目です。
LA CITTADELLAは六本木ヒルズやキャナルシティ博多を手掛けたアメリカ人建築家の方が
ヨーロッパの街並みをモチーフにデザイン
街並みのイメージと合ってヨーロッパの蚤の市にいるような雰囲気です
こちらが普段の風景。
ヨーロッパの雰囲気ですね
ヨーロッパの蚤の市の様に露店が並んでいます
屋外のマーケットはなぜか自然と楽しくなってきます
外での解放感でしょうか。
休日もあってかなりの大盛況
改めてアンティークの人気を感じました
中でもアクセサリーは人気でどのお店も人が・・
こちらは人がいない一瞬の隙で撮影
アンティークの鍵
飾って置くだけでもカッコいい
こちらはアンティークの缶
今では中々見ることが出来ないような柄が
見入ってしまいますね
奥の棚はアンティークの梯子に板を渡したもの。
こういった使い方も素敵ですね
噴水広場からマーケットの通りを。
下の円のところから時間になると噴水が出てきます
なんとカンツォーネと共に
ここでもイタリア気分
噴水広場の奥に実は隠れ家BARがあります
噴水の奥に入口があるので噴水が出ている間は入れないという・・
でもお店の中にいるとライトアップした噴水を目の前で見ながらお酒が飲めて
とても面白いそうですよ
実はこちらはLA CITTADELLAの社長が「大人が楽しめるお店」という事で
インテリアにもとてもこだわり、アンティークの家具を探したそうです。
そこからアンティークの魅力にはまり、
アンティークのお店が集まった通りがあったら面白いのではないか・・
という事でLA CITTADELLA内にANTIQUE STREETを作り、
VAN DES COLLECTIONというブランドで展開しています
こちらがANTIQUE STREETのエントランス
ヨーロッパのアンティーク街をイメージ
窓越しの風景が一枚の絵のような雰囲気
マーケットでは小物が多かったですがこちらでは家具なども取り扱っていました
「アンティーク」とはラテン語で古いを意味する「アンティクウス/ Antiquus」から来ています。
現在は製作後100年を経過したものがアンティークとされていますが、
これは関税のために1934年にアメリカで制定されたもの。
つまり本来のアンティークとは関係のない法なのです
ヨーロッパでもアンティーク市に行くと100年経ったとも思えないものや、
見ようによってはガラクタ ?と思えるものが沢山あります
元来明確な定義は存在せず、価値があると認められれば「骨董」になり
価値がなければ「ガラクタ」なのです
そもそも価値などは時代や指向で簡単に変わる主観的なものなので、
法で決めるのも無理があるのではないでしょうか
日本で骨董収集が民間にも広まったのは江戸時代とされています。
それ以前の茶道具や美術品を集める人が増え骨董屋が誕生しました
中国でも骨董は平和の象徴ともいわれますが、
乱世が過ぎ時代が安定した江戸時代だからこそ骨董が広まったのです。
世の中が安定せず明日どうなるか分からない状態では骨董どころではありませんよね
アンティーク・骨董が楽しめる現代というのは、世の中が安定しているということ。
平和に感謝とまでいきませんが、せかっくこういった時代にいるからこそ得られるものを
楽しみたいですよね
アンティークは単に古いものという事ではなくて、その時代のデザインを
取り入れるということなのです。
今にはない素敵なデザインのものを楽しんで取り入れてみたいですよね
夜はヨーロッパの街並みもライトアップ
また違った雰囲気を楽しむことが出来ます