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前回、前々回に行方不明になった中学生の男の子の話を掲載しました。詳しいことは綴りませんでしたが、今回の騒動について、私が知った情報と共に思ったことを綴ってみたいと思います。

①25日(日)午前7時前後辺りに、市から行方不明者情報のメールを見る。
内容は、〇〇中学校の中学2年生、氏名の掲載無し、身長、失踪時の服装、24日(土)の午前8時30分頃から行方不明、顔写真の添付無し

②25日(日)午後2時20分頃に、我が家の小3三女の同級生のお母さんよりLINEで、ご両親と消防の方で情報拡散了解済みのメッセージと共に、行方不明の中学生の顔写真入りで氏名など、市からの情報より詳しく書かれたチラシを写真に撮ったものを送られてきた。

③三女の同級生のお母さんからのLINEを見てからすぐに、私のLINEから、2つのグループ(剣道教室と子供会保護者)と私の同級生2人、私の従妹に私に届いたLINEの情報を転送。

④LINEで情報転送した従妹からの返信で、従妹の長男くんと行方不明の中学生の男の子と同じクラスで仲が良い友達であることを知る。
従妹の長男くんの話では、23日(金)に会ったときはいつもと変わりない会話をしたということ、学校でいじめられている感じや思いつめていることもなさそうと話していた、と従妹。

⑤25日(日)午後4時30分頃、再び、市から行方不明者情報メールが送られてくる。
先に送られてきた内容に加えて氏名が追加されていた。

⑥25日(日)夕方、我が家の高1長男が部活動を終えて帰宅。長男に行方不明の中学生のことを私から伝えてはいなかったが、長男が既に知っており、長男の話から、長男と行方不明の男の子のお兄ちゃんと同級生であることを知る。そして、行方不明の男の子は、24日(土)に学校へ行った時、先生より提出物忘れを指摘され家へ取りに行くように言われて学校を出て、それから帰宅していないということを聞く。

⑦再び、従妹とのLINEで、私が我が家の長男から聞いた忘れ物の話を伝えると、従妹からの返信で、従妹の長男くんの話によると、よく提出物を忘れてくるとのこと。

⑧26日(月)午前7時前後に、市から行方不明の中学生を無事に保護しましたとのメールを見る。

⑨26日(月)地元紙朝刊に、行方不明の中学生の記事掲載を見る。この記事は保護前の内容で、我が家の長男の話の内容と同じで、先生に提出物忘れを指摘されて学校を出てから帰宅していないとの内容。

⑩26日(月)市からのメールのすぐ後に、従妹からのLINEで、〇〇駅で無事に保護されたとの連絡を受ける。

⑪26日(月)午後12時過ぎに従妹からのLINE。↓その時のやりとりの一部。


⑫27日(火)地元紙朝刊に、行方不明の男の子が無事に保護されたとの記事掲載を見る。


以上、25日(日)朝の一報から順に私に入ってきた情報を綴ってみました。
行方不明の男の子は、我が家の小6(4月から中1)次男が通っていた保育園にいたことがあって、その子の家は書店を経営されていて、私は何度か本や文具を買ったことがあるけれど、私はその子と話をしたことはなく、その子が卒園してからは、次男と違う小学校へ行かれたので、卒園後のその子のことについて何も知らなかったのですが、今回の騒動で、偶然にも従妹の長男くんと友達だということを知り、従妹とのLINEのやりとりと新聞記事から思ったことがありました。
“提出物をよく忘れる”
“部活動や勉強がうまくいかず・・・”
全く日常的に接したことがなく、僅かな情報で断言は出来ないのですが、発達障害の可能性があるのかな?・・・と。
私が発達障害を知るきっかけとなったことは過去の記事に掲載し、ご自身が発達障害である方の記事をリブログ掲載させて頂いたこともありますが、私自身、発達障害のことについての知識はまだまだ十分なものではありませんが、もしかしたら?と思いました。
確か、昨年のニュースで、ある中学校で、よく忘れ物をする男の子が、先生に注意されて自殺したというのがあったことを思い出しまして、その子は発達障害があったとニュースの中で聞いた記憶があるのですが、今回の行方不明になった男の子が発達障害があるのかどうかについてはわからないのですが、発達障害の症状の中の1つ“よく忘れる”というのがありますが、“よく忘れる”から必ずしも発達障害だとは言えないと思いますが、以前、発達障害の記事をリブログさせて頂いたブロガー様の記事を読ませて頂いていて、脳の機能の障害で記憶出来ず忘れてしまうので、日常生活に支障をきたし大変であること、そのブロガー様は、ご自身が成人されるまで発達障害であることがわからなかったことで、うつ症状になってしまったとありました。ご自身が発達障害であることがわかってからは、ご自身で、上手く出来ないことを工夫して行うなどしてご自身の障害を受け入れられているようです。
また、この発達障害というものが日本で知られるようになって歴史がまだ浅いらしく、知っている人はあまり多くなく、いじめにつながることがあるそうです。
学校の先生で、発達障害をよく理解している方もまだまだ少ないのではないか?とも思います。
行方不明になった男の子は、きっと、忘れ物を減らす努力や、部活動や勉強を頑張っていたのだろうと思います。しかし、行方不明になった当日に忘れ物を指摘されたことで、その子の気持ちが落ち込んでしまって、誰にも話が出来ないような、心が八方ふさがりの状態になって今回のようなことをしてしまったのかな?と思いました。
忘れ物を指摘された先生が、どのような対応をされたのかについては、私はわかりません。
必要以上にきつく注意してしまったのか?
必要以上にきつい注意の仕方ではなかったけど、家に帰って親に何かきつく言われることを予想して家に帰りづらかったのか?
先生も親も普段から厳しい訳ではないけれど、行方不明になった男の子の気持ちがどうしようもなく沈んでしまったのか?
いろんなことが考えられますが、当事者にしかわからないことですので、誰が悪いのかなんて私が言えることではないです。
人間誰しも、喜・怒・哀・楽の感情のある生き物で、失敗することはある。
失敗をしたなら、失敗しないように気をつければよいことだけども、同じ失敗を何度もしてしまって相手がイライラしたり、怒ることはあると思う。発達障害があるなしにかかわらず、必要以上にきついことを言ってしまったのならば、誠心誠意の謝罪は必要かと思います。
発達障害があるかどうかわからなければ、信頼出来る専門医のカウンセリングなど受けて、発達障害であったならば、これからの生活について苦手とするところをどのように工夫していけばよいかなどアドバイスをしてもらったら良いし、発達障害でなければ、忘れ物などしないようになるにはとか、勉強や部活動で困っていることについてなど、親・先生・友達と相談して改善していければ良いのではないかと思います。
2月に小学校の授業参観へ行った時、小6次男の教室では、様々な職業の方達を学校に招いて、その方達の話を聞いて思ったことを1人1人前に出て全員が発表するという授業をしておりました。その発表の様子を見て私が強く印象に残った言葉があります。
それは「大変」という言葉。
「大変」という言葉の意味を調べると、

 重大な事件。大変事。一大事。「国家の大変
 物事が重大であること。また、そのさま。「大変な失敗をする」「大型台風の通過で大変な被害を受ける」
 苦労などが並々でないこと。また、そのさま。
(デジタル大辞泉より)

とありますが、子供達の発表の中で、ある職業の方が「大変というのは大きく変わること」と話されていたそうです。授業参観での子供達1人1人の話をすべて覚えてはおりませんが、私は、特に「大変というのは大きく変わること」という話が何人かの子供達の発表の中に出ていてよく覚えておりました。
今回の中学生の男の子が行方不明になった出来事は、多くの人達をとても心配させた「大変」な出来事であったと思います。
決して良い行動であったとは言えない、中には多くの人達を心配させてなんて事をするんだと不快に思われた方もいるでしょう。
私は、不快に思うより、無事に生きて見つかって良かったという気持ちの方が強いです。
人間誰しも日々の生活の中で「大変」なこと、大なり小なりあると思います。
私自身、これまでに色々な「大変」なことがありました。これから先の日々の生活を送っていく中で、「大変」なことに遭遇することがあるかと思います。ピンチをチャンスに変えていける強い心で生きていきたいと思うものです。
今回の「大変」な出来事から、行方不明となった男の子、ご両親、先生が、今後、大きく良い方向に変わっていくことを、そっと、見守っていきたいと思います。

大変長くなりましたが、最後までお読み下さり、ありがとうございましたm(_ _)m