先日の、リプロは胚盤胞のサイズは関係ないと思っているという回答に結局納得できずショボーン

 
 
別の先生に聞く際の根拠になりそうな資料を探していたら、具体的な着床率などが書かれている他の研究結果を見つけたので、まとめます!
 
 
まずは160μm以上になるまで胚盤胞凍結を待つと噂の、不妊治療の名門中の名門KLCの研究結果ですビックリマーク
 
「期間は2003年6月から2008年1月まで(中略)凍結胚盤胞移植5930周期(患者平均年齢37.6±4.1歳)を対象とした。」
「胚盤胞培養Day5、およびDay6凍結胚盤胞サイズ140µm、150µm、160µm、170µm、180µm、190µm、および200µmそれぞれの融解移植後の着床率を比較した。」
「それぞれの融解移植後の着床率は27.5/12.5、45.1/20.0、46.7/24.6、50.2/20.7、59.1/27.8、62.1/34.5および66.1/39.4%であり、凍結時胚盤胞大きくなるにつれて、着床率は上昇した。」
 
 
140μmと200μmでは、同じ5日目胚の着床率に40%近くのひらきがびっくりビックリマーク
 
拡張胚盤胞か否かなど胚盤胞の成長レベルもサイズにもろに関係してくることを加味しても、びっくりする差です!
 
わかりやすく勝手に結果を表にしてみました!
 
 

松林先生が、リプロの2018年成績の話で陽性(着床)と胎嚢確認の間は10%くらい差があるって書いてたので、妊娠率の数値とは単純に比べられませんが。


妊娠率と生産率にも触れていたのが、両角レディースクリニックの両角先生のきいた学会発表でのデータ!


 胚盤胞直径別の妊娠率および生児獲得率は 

140μm 未満 : 37.1%、28.2% 

140-160μm 未満 : 53.9% 、38.6% 

160-180μm 未満 : 59.1% 、46.5% 

180μm 以上 : 61.3% 、48.6%  

このように直径が大きくなるに従い妊娠率、生児獲得率は高くなっていました (P < 0.05)。

 

結論

胚盤胞の直径は妊娠率、生児獲得に関係しており今後はグレードだけでなく、このような観点から移植胚を選択することも必要であると思われます。

また、胚盤胞の大きさが小さい場合には少し早く融解して子宮内膜と胚盤胞を合わせることにより妊娠率を上げていける可能性があると思われます。 」


引用:両角先生ブログ

https://ameblo.jp/kazutom/entry-12294792339.html


妊娠率が全体的に高い気もびっくり⁉️どんな前提条件で比較してるんだろ?

妊娠率を着床率と同義で使ってるパターンなの?って感じですが、有意に差があるのはありそう!


両角先生、前提条件とかも書いて欲しい〜ハートブレイク



サイズ最高!な研究ばかりだしてはフェアではないので、反対意見の研究も。



グレード評価の方がサイズより移植胚選択の基準として優れているとのこと。


大阪ではかなり有名なIVFなんばの研究。




内細胞塊がAとBのものしか使っていないのがちょっと不思議。


同グレード内の胚選択の話が知りたい私にとっては若干趣旨とずれてるのですが、参考になりました爆笑


データ引用:http://www.ivfhorac.com/ivfjapan/wp-content/uploads/2019/06/27a4ec515bf106ae4dc64ebe11b87e96.pdf



IVF系列もタイムラプスを使って、色々細かく見てくれるらしいので、気になりますラブ



どの胚を選ぶのかって、難しい問題ですねあせる


採卵あたりの累積の妊娠率を出すCL多いけど


患者はなるべくはやく妊娠したいんだよーハートブレイク




流れ星流れ星流れ星流れ星流れ星


さわだウィメンズクリニックの今日のブログで

全粒穀物いっぱい食べてる人の内膜が厚いってみたのですが!


予定の移植はもう来週末びっくり



https://ameblo.jp/labo-labo-nikki/entry-12495678925.html



黄体ホルモン補充はじめた時点で内膜の厚さは高どまりって松林先生ブログで前に書いてたから、もう今周期は今から食べても遅そう笑い泣き


次周期はいっぱい食べたいお願い