今年の夏休みも家族で沖縄にいきました。
しかし、毎年いる息子の姿はありません。
4月に病気で亡くなりました。
まだ14歳でした。
大好きな野球・恋愛・友人との繋がり、
何一つ極める事なく天国へと旅立ってしまいました。
入院してから僅か10日間でした。
あまりの事態の速さに何がなんだか判らないうちの出来事でした。
ただひとつ判ったのは、病気から守ってあげられなかったという事実。
成人式すら迎えさせてあげられないという
事実。
親としては無念でなりませんし、何に対しても気力が湧いて来ません。
しかし、息子が大好きな沖縄旅行、元気だった頃に企画し予約した家族旅行だけに、キャンセルは出来ませんでした。
息子との思い出の場所を巡り、思い出しては涙、部屋に入っても涙でした。
自慢する訳ではないのですが、息子と娘
(小学5年生)は、本当に仲が良く近所の人にも評判な仲良し兄妹でした。
それだけに娘の心の傷も深く、どこに行っても楽しくない様子です。
自分が最も辛く涙したのは、風呂に入った時でした。
今までは普通に入浴し露天風呂で会話したりしていたのに、となりに息子がいない
気が付いた時には号泣していました。
これから一生、息子を亡くした親として
生活を送る訳ですが、息子の死を受け入れる事は到底無理だと思います。
しかし、息子が可愛がっていた娘と妻と3人で前を見なければならないと頭では判っていますが、なかなか厳しい現状です。
時間をかけてでも、何かキッカケを見つけられたらと思います。
ゆっくりと・・・