開発こぼれ話210 -最近一般の目が厳しくなったのかも時事- | TCG型ビジネス研修ツール      「INNOVATOR」開発者ブログ

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どうもー


さて今日は、様々な問題があって注目も浴びた「チャリティ番組」について


まぁ、そもそも一般の人たちから微々たる募金を集める以上に


放送局や芸能人のギャラから何とかしたほうがもっとチャリティになるのではないか?


なーんてことは 昔から言われていたことです。


私が小学生くらいの頃に始まった「24時間チャリティ番組」は


最初は、いいテーマだと思った。


ハンディを持った人たちの普段私たちが目にしない苦労や生き方など


やはり真新しさがあったからだし、芸能人が一丸となって福祉に訴えていく姿は


美しく映ったものだったが、徐々にその化けの皮がはがれていく


そもそも出ている芸能人はボランティアで出ているのか?


みんなそう思っていたのだが、だんだんそうではないなと週刊誌やワイドショー


あたりがネタバレしだした。


スポンサー企業もすべて募金して全てチャリティなのか?と思いきや


そうではない ほど遠いネタバレもどんどん出てきた。


だったら、最初からそういう番組なんだと説明すればよいのである。


たしか。アメリカの番組を参考に作られたはずだから


子供だった私も成長するにつれ その感覚に矛盾を感じていたし一方で


そういうものかと思っていた。


だが、いざ親になると子供たちからの鋭いツッコみに


結局やっぱりちょっとおかしいかも?


という感覚に突き当たり 「おかしいよね」というようになった。


やっぱりおかしいのである。


番組制作やスポンサーや芸能人のギャラをチャリティに回した方が


多くの募金になるのではないだろうか?


いまの世の中は、情報を選別する力さえあれば


嘘も見破れる時代だ私たちの子供のころとは違うのだ。


なんとなく小手先でごまかして何とかなった情報不足の時代とは違う。


ゆえに最近はその番組の募金額は、集まらなくなった。


要は、「障害で感動」はもうお題目としてはかえって


差別を助長したり 一方的な価値観の押し売りになってしまっているということだ。


そのうちスポンサー企業のイメージにすらマイナスになってくれば


なくなってしまうだけの話である。


「愛は地球を救う」だが「金は地球を貶める」と表裏一体ということを


作り手や発信元が学ぶべき時代になったということだと思う。


募金をした芸能人だけを募金額に応じて時間を与えてパフォーマンスさせる方が


よっぽどわかりやすいとすら思う。


つづく