在米ベンチャーのBetter Place/ベタープレイスジャパンが、タクシー業界大手の日本交通との協働開始。一方、821日付日経朝刊に次のような内容の記事がありました。長崎県と三菱自動車、NEC、国交省、経産省、慶応大学等が電気自動車とITSを連携させた実証実験を行う。長崎県が電気自動車を100台購入(長崎には三菱重工があるからでしょうか)し、バッテリー残量が少なくなったら近くの充電施設がどこにあるかドライバーに知らせるといった実験を行うようです。

まさに、ベタープレイスジャパンの三村さんがセミナー等で語られる社会が現実的であることが、この記事からも確認できした。尚、リチウムイオン電池を制御する車載コンピュータとITSを接続する規格の標準化作業も取り組みたいとも記載されており、やはり標準化も中長期的ビジネス展開上は必要ということも認識しました。

日本メーカーにおけるイノベーションの今後の在り方を考えるため、牧本次生氏(元ソニー・コーポレートリサーチフェロー、元日立製作所専務取締役)

著の「一国の盛衰は半導体にあり」を読んだ。

アナログの時代(トランジスター技術を中心にした日本の時代、垂直統合の時代)・デジタル第一波の時代(WINTEL/水平分業の時代)が過ぎ、これから始まるデジタル第二波の時代をチャンスと捉え、デジタルコンシューマー製品と先端半導体の相乗的発展を目指すという戦略的ミッションを持つべきということを、時代の大局観として認識。この戦略ミッションを日本が持てば、イノベーションの中心の一つになれるのではないか(因みに、私は日本国という枠組みで物事を考えてはいないが)


デジタルコンシューマー製品と先端半導体の相乗的発展という戦略ミッションを達成するためには、パラダイムシフトや市場ニーズといった外部環境の変化を的確に捉え、それをpositive feedbackし、適切な戦略を立て、リソースを配分し、それを有効に機能させる組織構造(垂直統合、水平分業、M&A、ベンチャー投資等)をいち早く構築すること。又、組織行動によって生じる外部環境の変化によって組織学習/学習棄却する機能も組織にbuilt-inすることも必要。


Makimotos Waveの考え方も市場ニーズの変化を知覚する枠組みの一つとし、これからの時代の変化(これからどこで何が起こるか)に係るperspectiveを持ちつつ、デジタル第二波の時代に適応して行くためのリソース配分や組織構造の提案と、それに必要なリスクマネーの提供をして行くべきだと思った。