数検1級は撃沈でした。

普通に力不足です。


解きながら「どんな対策すれば解けるようになるんだろう」って考えたけど、かなりハードル高いなと思って諦めかけました。

しかし、そんな私に無言のエールを送っていたのが、私のうしろの席で受験をしていた、中1ぐらいの男子。

カリカリ解答書いてて…。「俺はこの子に負けるのか」みたいな…。

受検後に学年聞いたら、なんと小6!

去年は2級を受けたときに文部科学大臣賞みたいなのをもらったらしい。

しかもお母さんに「4問中3問解けたよ!」とか言ってたし。

負けてられないですよね。

こうなったら受かるまでやりますよ。

それにしてもこの男児、どんな大人になるんだろう。

東大とか行ってシリコンバレーとかで活躍するのかな。

頼もしい限りです。
数学検定1級まであと2週間となりました。

ここまで勉強してきて、いつも教えてる授業の数学を、今までよりも俯瞰的に見られるようになった気がします。

今まで、高校数学までの範囲が理解している数学の全集合だったけど、それが部分集合になって、しかも全体に占める高校数学の範囲の割合がどんどん小さくなっています。

たとえば、反復試行の確率も、二項定理と合わさって二項分布や正規分布になり、それが2次元のデータになると相関係数も関わってくる。

こういう感覚持てただけでも、目的の2割くらいは達成できたかな。


だけどここまで来たら受かりたい。が、模擬問題の出来は3割程度。

絶望的だけど、今まで本番でことごとく自己ベストを出してきた男だし、学習曲線の伸びがこのあと来ることを信じてあと2週間追い込みます。
貯める→稼ぐ→増やす→守る→使う

という5つのステップを、対話形式で図解も交えながら分かりやすく解説。

「貯める」のステップにかなり紙面を割いていますが、貯金の仕方というよりは固定費を減らす方法、取り戻せる税金の話がメイン。

つまり黙っていても出ていくお金を減らし、その分を貯蓄に回すということ。

たとえばふるさと納税。漠然と良いものだっていう認識はあったけど、どのように良いのかがよく分かりました。

携帯電話はすぐにキャリアから格安SIMに変更しました。さらに今度保険の営業に来てもらって保険を見直します。

それからステップ2の「稼ぐ」。時間を切り売りするような副業ではなく、やりながら自身のキャリアもアップできるような復業を、事業として行う。

これは何をするべきかは悩むところですが、試行錯誤しながら続けていきたいですね。

「増やす」は一番オススメしてたのが投資信託。

数字も具体的で、イメージがしやすかったです。

「守る」と「使う」はちょっとマインドに触れる程度でした。


まさにお金の大学。お金の心配から抜け出したい人は必読の書ですね。 

 

源流で釣りをするのにハマってしまいました。


コロナ関係ないし、何より自然の中に身を任せることがとても気持ちいい。


去年から始めたのですが、どうやらこの気持ち良さには科学的根拠があるようです。



ホモサピエンスが誕生して600万年、農耕は1万年、産業革命が起こってからは200年あまり。


何が言いたいか分かりますか?


そう、急激な社会の変化に、狩猟採集をしていた頃の遺伝子は、急激な社会の変化に対して進化が全く追いついていないのです。(ジャレド・ダイヤモンド『昨日までの世界』より)


 

 

 

満員電車に揺られ、スマホに縛り付けられている私たちの遺伝子は常にストレスにさらされています。


大自然の中に溶け込むことは、狩猟採集をしていたあの頃に戻る。というか正常の状態にリセットされるのです。


だから自然の中に溶け込むとリフレッシュできた気持ちになるのです(実際リフレッシュできています)。


だけど、源流と言えば山。熊出没注意の看板もよく見かけます。


そのほどよい緊張感もけっこう心地よくて、これも科学的根拠が。


樺沢紫苑氏の著書『いい緊張は能力を2倍にする』ではその科学的根拠が示されています。


 

熊が出没する危険が全くないところでは、釣れる魚の数も減っちゃうのかもしれませんね。



ある体験と複数の本がつながる瞬間もまた快感ですよ。

久しぶりの投稿となります。

だいぶ今まで更新をサボっていました。

この間、TwitterやInstagramには小まめに投稿していて、どのSNSがいいのかなって試験的にぐるぐる回っていたわけです。

結果感じたことは、Instagramについては読書記録専用で継続。
↓↓


後から見返すこともできるし、読んだ本の写真が一目瞭然なので、本棚の代わりにもなります。

Twitterはまだどうするか迷いますね。自分にとってメリットがあるのかどうか。

140字の中に言いたいことを凝縮するという能力は磨く必要があるかもしれませんが、何かの売り込みみたいなDM来ると嫌な気分になるし。

老後は作家になりたいという密かな野望もあるし、日々の振り返りの重要性も日増しに感じるようになっているので、やはりブログを続けることにはメリットはあるのかな。

とりあえず更新頻度上げていきます!

東大生はどうやって東大に入れる頭脳を手に入れたのか。

それは、膨大な量の暗記ではなく思考の習慣だったのです。

この本は、具体的にどんな思考を習慣化しているのかを教えてくれます。

こういう習慣を持っているから、教科書に載ってるものはもちろん、そうでないものまでよく知ってるんですね。

誰にでも、後天的にでも身に付けられることですので、一読の価値ありです。

☆心に留めておきたいキーワード
↓↓
・日常の解像度を上げる
・目的思考
・原因思考
・ミクロとマクロ行ったり来たり
・本質探し

 

 

第8章まで終わりました。

在宅勤務中は子供の相手したりしてリズム崩されたり、職場での立場も変わって別な勉強してたりと、なかなか時間が取れず。

線形代数残り1章のところまできました。

ジョルダン標準系というやつで、最近は検定でも出題頻度が高くなってるとか。

レベル高いとか言ってるから、検定前に余裕があったらやることにしようかな。


このテキスト、一番の山場は、固有値を使った行列の対角化でした。

それ以外はサクサク進みましたね。

対角化を克服できたので、線形代数はなんとかなりそうです。

次は微分積分のテキスト。

大学時代は解析学のゼミにいたので、こちらはかなり自信あり。

早めに終わらせて、その次は過去問バンバン解く予定。

それで足りないところはピンポイントで参考書買うかYouTube見るかして補充。

微分積分のテキストが早く終われば、10月の受験も目処が立ちますね。

ちなみに使ってるテキストはこれ↓↓

しかも数検協会が出してる準拠テキスト。

小さい本屋では1級の問題は取り扱っていないところが多いと思うので、ネットで買うことをおすすめします。
これはすべての日本人に読んでほしい!

一言で言えば、
日本は少子高齢化と人口減少問題を同時に抱える唯一の先進国。解決策は生産性の向上。そのために一番必要なのは最低賃金の引上げ

今は世界第3位のGDPだけど、それは人口増加に支えられていただけ。
人材は優秀なのに生産性が低いことに筆者は注目し、生産性を上げるべき根拠とその方策を、豊富なデータと共に述べています。

他国の真似はできません。日本がパイオニアになって積極的な施策を講じていかなければ、日本の将来はありません。

危機感をしっかり持てるし、何をすべきかも的確に教えてくれる良書です。

ただし、コロナ蔓延の前に書かれた本なので、通用しなくなったものもあるかもしれません。

いずれにせよ、少子高齢化と人口減少問題を同時に考えなくてはいけない、唯一の先進国であることを、日本人全員がまずは理解しなければなりませんね。
以下、読書メモ↓↓

・日本はGDP総額で世界第3位、労働者の質は世界第4位、人口は先進国第2位。その一方で生産性は世界第28位。つまり、日本経済が世界第3位であるのは、圧倒的に人口の多さが主因。
・日本企業の機敏性は、世界63ヵ国中57位で、先進国中最下位。
・GDPを減らすのは自殺行為。人口減少・高齢化による総需要減少を、賃上げによて相殺するしかない。それには生産性を向上させ、付加価値を高めていくしかない。
・アメリカをモデルにすることが多いが、それは急激に人口が増加していたときは通用した。今は欧州型の経済に変わりつつあるので、戦略の転換が必要。
・小さな企業は生産性が低いから、統合や買収で大きくしたほうがいい。
・日本では現在、2.3人の現役世代が1人の高齢者(65歳以上)を支えている。これが2060年には1.3人まで減ると予想されている。
・日本の特許数は断トツで世界一だが、生産性は世界第28位。特許も適切に使われているとは言い難い。
・最低賃金と生産性の間に、強い相関関係がある(相関係数0.84)
・最低賃金を定めているのは厚生労働省だけど、経済産業省にするべき。社会政策から経済政策に改める必要がある。
・イギリスでは人材育成トレーニングを国の政策として行っている。すべての企業から職業実習賦課金を徴収し、人材育成トレーニングを実施すると、そのコストの分だけ払い戻してもらえる。
・25歳以上の通学率は日本ではわずか2.0%だが、OECDの平均は21.1%。
数学教師としては、定期的にこういう本を読んでアップデートしなければと常日頃思っているので購入。

問.
ユダヤ人を迫害する暴君。
ある村の村長へ
「箱の中に2枚の紙切れが入っている。片方には『生』、もう片方には『死』と書いてある。生なら殺さないが、死なら村人を全員抹殺する」
村長は2枚とも『死』と書いてあるのは分かってる。
あなたが村長ならどうこの危機を乗り越えますか?

こんな感じで例題を使いながら、数学でどうやってビジネスや生活の問題を解決できるかを教えてくれる本。

他にも、「因数分解で情報量を増やす」とか、「積分で夢を叶える」とか、「効率の良いスタッフの集め方」など、数学の論理を活かすヒントが盛りだくさんです。

ちなみに前述の問いの解答は、村長は1枚の紙を選んだあと、書かれている文字を見ずにそれを食べてしまう。
そして、「残った紙が『死』なら、私が選んだ紙は『生』である」と言って危機を救った。

余事象の考えですね。
グレタは、学校で気候問題を取り上げた映像を見たことをきっかけに、うつを発症。

その後、自閉症、強迫性障がい、選択性緘黙症と診断される。

学校生活にもなじめなかったグレタですが、環境問題にはずっと興味を持っていて、小さなところから行動を開始。

最初は関心を示さなかった両親も巻き込んでいった。

そして、声を世界中に届けるために、たったひとりで学校ストライキ

自閉症で周囲とのコミュニケーションが苦手だったグレタが、取材に来たマスコミからの質問に堂々と答える。

グレタ自身のSNSも含め、このストライキは世界各国に広がり、140を超える国で数百万の子供たちが学校ストライキを決行(あれ、日本は?)。

行動を起こせば、その和は少しずつでも広がっていくんだなと思ったし、地球温暖化は本当に待ったなしの緊急事態なんだということを改めて実感。

私たちがしてることは、家が燃えてるのにリビングでお茶しながら「燃えてるけどどうする?」ってのんびりしてるようなもの。

もっと真剣に考えなくてはならない。

グレタという少女に心を動かされました。

あれ、これだけ世界中に広がったのに、日本で報道された?私もこの本で初めて知ったもんなぁ。こんな記事発見。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67794?_gl=1*1a2eype*_ga*SEVzVHRaVmpYei0yNVZSLXNFOUpZZlB6UkFrV0Q1TE9HbWRFMFF6RzRUTVVvVE1rWjB4anI4Y1lZRHVYcjZOVQ..

見たくないものには目をつぶって目先の利益だけを追い求める。

そんな大人たちが残していった借金は誰が返すの??
以外、読書メモ↓↓

・途上国は人口が増えてるけど、その増加を抑えても意味がない。二酸化炭素排出量は、先進国が80%なのだから。
・学校ストライキなんかしてないで勉強しなさいと言われても、「このままじゃ未来なんてないんだから、勉強する意味もない」と返す。と言いつつ気候や環境、生物に関する書籍や論文はたくさん読んでる。
・ 私たちは、200近くもの種が毎日絶滅する、第6の大量絶滅期のさなかにいる。その絶滅スピードは、通常の絶滅スピードより1000倍から1万倍も早い
・2030年には、制御できない不可逆的な連鎖反応を起こす。これは、科学的事実に裏付けられ、IPCCに参加したすべての国によって出された結論。
・大人たちが価額に耳を貸さないのは、これまでの暮らしを続けられる解決策しか興味ないから。