「村上海賊」日本遺産認定記念の新商品 #因島 | 尾道クレープ エタニティの用心棒日記

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村上海賊が日本遺産に登録されます。

その記念に因島の古来の料理

「いにしえの海賊めし」(古来の鯛めし)

「因島重井のしょうゆ飯」

を今月25日から販売します。

実は今日テレビの「秘密のケンミンSHOW」に

同じタイプの鯛めしが出てました!

スタジオの試食も大盛況ぶりで・・・

まぁテレビですから(^o^;)

「いにしえの鯛めし」古来の鯛めし)の復刻説明



時代背景
古来より京都では米を食べる習慣がありましたが
それはごく僅かな量で貴族しか食べられない貴重なものでした。
しかし1300年頃より九州で米の生産が活発になりました。
それにより各地の豪族や諸大名(後の戦国大名)も主食として
食べるようになり、庶民にも手の届く範囲まで広がりました。
そのため瀬戸内の海路を使い九州から関西への流通も盛んになりました。
それにより瀬戸内の豪族である村上水軍に海路の安全を担う要請も
増えていきます。
堺の豪商たちも安心して通行するために護衛を頼み村上水軍に帆別錢を
払っていきます。
おかげで島国にもかかわらず瀬戸内諸島部にも帆別錢として支払われた物資
の米が食べられるようになりました。

鯛めしの材料
古来は玄米を使いますが現代では口当たりが悪いので白米を使用しました。
鯛について、鯛は古来の方法である醤造り(ひしおつくり)をしております。
他の具材は島の海藻であるイギスを使います。
また、出汁等は一切使わず真水のみ使います。

味付けについて
当時はまだ醤油というものは流通がなく、調味料は主に海水を煮詰めた
潮汁(しおじる)だけでした。潮汁は醤造りの元ですので、この鯛めしには
鯛の醤造りのみでの味付けになります。

炊き方について
当時はまだ羽釜は存在せず土鍋と鉄鍋、銅鍋で蓋のないものが主流でした。
そこで当時流通が激しくなった鉄の鍋で炊いています。
炊き方も貴族の蒸して作る強めし作り(おこわ)と違い庶民の鍋ひとつで炊く
水分多目の直炊きで姫飯作り(ひめいいつくり:現在のご飯)をしております。

重井のしょうゆ飯



重井のしょうゆ飯は因島の重井町に古くから伝わる
郷土料理です。
因島で取れる山海の具を細かく切って米を炊き
出来上がりに当時貴重だった醤油を挿し混ぜ込む
炊き込みご飯です。
重井のしょうゆ飯が食べられた頃には蓋付きの釜が
出始めていたでしょうが
あえて鍋で炊いてお出しします。

どちらもこだわって作っておりますので
島に来られたら一度ご賞味下さい。

それと
お友達のケーキ屋さんも記念に美味しいソフトを提供始めました。



因島中庄町にある「パティスリーぷちふーる」

赤いのが村上海賊の旗を模した「村上海賊ソフト」
因島産のイチゴでソースを作った濃厚イチゴのソフトクリームです。

黒いのは因島を代表する偉人「本因坊秀策」の偉業をたたえて
白黒の囲碁を模した「本因坊の囲碁ソフト」です。



Onomichi-shi, Hiroshima
広島県尾道市因島中庄町4175-6
0845-24-0480

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