最近のことです。私の働く施設で、停電がありました。それは定期的に行われる点検のための全館停電だったんですが、それで気がついたことが一つ。


それは、今の生活の中で電気を使わないで動かしてるモノの少なさ、でした。


建物の各階の、窓の位置や大きさにもありましたが、まず、暗くなる。昼間ですらそうでした。


階段もだけど、いつもは明るくキラキラ、自販機なんかもウィーンて音出しながら活気て感じで佇んでる休憩スペース、真っ暗。もちろん自販機も使えず。


それだけでも困るのに。


リモコンベッドで頭の方を上げて起こした高齢者さんは、起きたままの姿勢で寝かせず。


職員のお昼ごはんのカップ麺は、ポットのお湯のボタンを押しても注げず。


流しの蛇口のレバーを押さえても、水出ず。


トイレも同じく。


エレベーター使えず。


非常階段が自動ドアじゃなくて良かった。自動施錠じゃなくて良かった。


その日は暑い日でした。すぐに喉が渇きました。


今の時代、知らないあいだに、こんなに電化されたモノに囲まれてたんだ。


「こんなん、生きて行かれへんやん」とふと会話の中で出ました。


ピッチ電話も、パソコンもiパッドも繋がりませんでした。



定期点検が終わって停電が解除されて。トイレへ行きました。近くでパソコン始めた人が居たので、音を消すためにまずフェイクで水を流しました。そしたらプバァシャアッと空気を多量に含んだ流水が便器を襲い、U字便座が跳ね上がりました。


手を洗おうと蛇口レバーを降ろしたら、ブバァシャアッと水が爆発しました。


あわあわと私などの年寄りは驚き、体験を一人二人捕まえて話しましたが、あんまり驚かない人もいました。


これに慣れたらいけないよね。


電化生活。




日本のスーパーで売ってるアボカドを種から育てても、実はならないのだそうです。でも育っちゃってるアボガドちゃん、奇跡は起こるのか。身長高い方のコは約2メートルじゃ。