はるか昔からわかっていた。

 

 

 

 

 

考えることをやめ

 

全てに身を委ねていれば

 

封印された記憶が蘇ることだってわかっていた。

 

 

 

意図すればすべてが叶うこと

 

わたしの中にないものは外には決して現れないこと

 

 

 

 

古の、あの頃のわたしはそうして生きていたんだから。

 

 

 

 

 

 

でも怖かった。

 

 

 

 

もう何年も何世代も忘れていたことだったから・・・

 

 

 

 

それをやってしまえば

 

本当の自分自身で生きることから逃げられなくなるから・・・

 

 

 

 

 

 

人間にとって最も怖いのは

 

お金がなくなることや、人に裏切られることじゃない。

 

 

 

 

 

最も怖いのは

 

 

やすらぎやぬくもりを感じ

 

自分を癒やし、踏みだした先にある

 

光と闇を統合した至福の自分で生きることなんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

だからがんばってきたんでしょ・・・?

 

 

 

しあわせになることが怖いから

 

分離を選択してきたんでしょ

 

 

 

 

 

限界まで働いて

 

会社のため、恋人のため、子どものために尽くして

 

 

自分を犠牲にしてることに気づいていても

 

 

 

 

 

“泣かない”を選択して

 

“頼らない”を貫いて

 

“愛されていない”を抱えながら生きてきたんだよね。

 

 

 

 

 

そしてある日、体が動かなくなった。

 

感情が消えた。

 

 

 

 

 

『強制終了』が訪れたとき、あなたは何を感じただろう?

 

 

 

 

永遠のように感じる暗闇の中

 

闇にのまれても不思議じゃない状況の中で

 

 

それでもあなたはなぜ今生きているのだろう?

 

 

 

 

 

 

それは光を感じていたからだよね。

 

 

 

 

 

どんなに重く暗い闇の中でも決して染まらない光。

 

それが自分の内側にあることに気づいたんだよね。

 

 

 

 

 

 

その光が、神だよ。

 

 

エゴ(自我)が及ばない絶対不可侵の光

 

 

 

温かくて深淵なその光は

 

あなたに触れてもらうことをずっと、ずっと待っていた。

 

 

 

 

触れることをエゴは抵抗する。

 

 

「今まで積み上げてきたものを失ってもいいのか!」

 

「そんなんじゃ生きていけないぞ」

 

 

って、恐れをまとった言葉、エネルギーを浴びせてくる。

 

 

 

 

エゴはこうやってあなたを過去に止めようとするんだよね、

 

覚醒が近くなればなるほど頻繁に。

 

 

 

 

 

でもね、一番恐れてるのはエゴ自身。

 

 

それをあなたはもう、深いところで気づいてるはずだ。

 

 

 

 

 

 

あなたが今のあなたでなくなったら

 

わたし(エゴ)はもう存在価値がないじゃん

 

 

・・・って、エゴは感じてる。

 

 

 

怖いんだよ。

 

あなたに変わられることを。

 

 

 

寂しいんだよ。

 

一人になってしまうことを。

 

 

 

 

でもあなたは変わる。

 

『そう決めたらそうなる』が宇宙の摂理だから。

 

 

 

 

そのプロセスであなたはどうする?

 

エゴをなかったものとして記憶から消し去る?

 

 

エゴを悪者にして

 

これまでの不遇の時代を呪う?

 

 

 

 

違うよね。

 

 

それは覚醒でも統合でもなく、

 

分離であり、エゴからの逃亡にすぎないよね。

 

 

 

 

 

闇は光を包めない。

 

 

でも、光となったあなたは闇も抱きしめることができるよね。

 

 

 

 

そう決めるとさ、

 

卒業すべきものは卒業して、

必要なものが集まってくるよ。

 

 

 

人としては辛いこともあるかもしれない

 

勇気をだして、涙を流しながらでも

別れを告げなければならないこともある。

 

 

 

でもそのたびに、あなたは思い出す。

 

 

 

わたしはこんなに強かったんだって

 

こんなに自由だったんだって。

 

 

 

 

ただ、手放して楽になったとかそんなんじゃない。

 

 

 

表面上の手放しじゃなく

 

本当に向き合うべきことに向き合ってした本当の手放しは

 

 

あなたを次のステージへ連れてってくれるよ。