#心に残っている名言集124 地模様と心模様 『やらねばならぬことは多くあり、やり遂げねばならぬこともある。 暢気に食べ歩いてばかりもいられない。 それでも、目の前に孝冬がいてくれることが、 しっかりとした安堵を鈴子に与えていた。 ――彼にとっても、そうであったらいい。 外に満ちる明るい光に、鈴子はそう祈った。』 ~花菱夫妻の退魔帖~より 白川紺子