saya Little by little~自分にできるちょっと素敵なこと~ -6ページ目

振り返る「あのとき」に感謝して。

 

一人部屋はあるけど、家族で同じ部屋で寝る。

一人で寝ることが少しまだ怖かった。

小学生の私。


 

そんな私の背中を押してくれたもの。



それは「ラジオ」でした。



友達からほいっと渡された、新聞のきれはし。

そこに聞きたい番組がありました。

でも、みんな寝るのにラジオなんて聞けない。

というか、そもそも聞かせたくない笑

それなら

そうやって一人寝デビューを決意しました。

ラジオって不思議です。

とくに深夜。

1 対 多数。

だけど、多数ってことをあまり感じない。

でも寂しくないというか。

はがきは読まれるし。

たまに電話でリスナーとMCの方がお話することもあるし。

みんな聴いてるんだろうけど。
その規模感を感じることは少なくて。


今はいろいろ便利になって

すぐ聴いてる人同士で感想を言い合いっこすることもできる。


でも、

お互いどう思ってるか分からなくて、

どんなくらいの人が聴いてるかも分かんないけど、

なんかつながってるんだろうな、くらいの感覚。

その感覚の居心地の良さ。
それも素敵なもんなんじゃないかな。

それがあの頃のラジオにはあって、
無意識のうちに、
その雰囲気を楽しんでいたように思う。

それと人の声を直に受け取っているっていう感覚。

ラジオは耳から聞こえる、「音」。

それが全てで。

それ以外は何もなくて。

笑い声とかの演出を無理に入れると、
悪目立ちするくらいの空間があって。

あんまり飾ることができない。

だから、忙しくない。

「聴く」だけでいいから。




こういう考えは小さいときにはなかったけど、

今振り返ってこそ生まれてくるもので、


ツイッターやユーストリームや…数々の新しく煌びやかなもののなかで
感じることは、

なかなか難しいんじゃなかろうかって、


秋夜に思ったりするのです。