「目には目を、歯には歯を」。これはある外国の、昔の恐ろしい復讐の掟だと、社会科で習った。
ところが、違う解釈もある。「美しい風景を案内してもらったなら、あなたも人に教えてあげなさい」「美味しいものをご馳走になったなら、あなたも誰かにご馳走しなさい」という意味だという。

僕は「自分はアーティストです。」と言ったら、笑われるくらいのミュージシャンですが、それでもね、やっぱり好きな音があり、誰かに聴いて欲しい音がある。

今までは頂いてばかりだったけど、これからの半生は頂いた美味しいものをより美味しく、料理を創作して振る舞っていく番ではないかと思うようになりました。
自分は食べなくても、人に食べさせることを考えるとか、自分はそう聴こえるけど人にそう聴いてもらうためにどうしたらいいかなぁ、とか。

いろいろこだわりはあるけんど「美味しい」と喜んでもらえんことには全てのこだわりは意味ないがじゃ。
 大事なことは一つだけ。「目には目を、歯には歯を」。
それ以上は過ぎた望みよ。