chissa perché!!
我が家のアパートの一階に、65歳くらいの夫婦が住んでいて、
犬と猫を一匹ずつ飼っている。
おしゃべり好きなおばちゃんで、出かける時に出会ったりすると、まあ色々話してくれる。
このアパートに住んでる住人のプライベートから、自分のことまでペラペラと。
ラッファロー君とは、「あんまりうちらの事は、話さないようにしようね」
と、一応警戒してるけど、すごくいい人。
それを証拠に、この夫婦が飼っている猫ちゃんは、
おばちゃんがある朝起きたら、自分の庭に誰かが投げ込んで行ったらしく、
にゃーにゃー鳴いていたらしい。
一匹だけだから、母猫が放り投げたわけではないだろう。
世話できない人間が、この夫婦ならと思ってか、悪意あってかわからんけど、捨てて行った。
今や、この猫は6キロの顔まんまるで、人なつこくてめちゃくちゃかわいいし、
このど田舎を全力疾走で駆け回る大きな猫。
そして、さっきもおばちゃんが口笛をピーと吹きながら、
この猫の名前を呼んでいた。
ご飯時になっても、帰って来ない時は、いつもこうやって呼んでいる。
ピーピー(口笛) camilloー カミッロー
これがこの猫ちゃんの名前。イオがこう呼んでも、近寄ってスリスリしてくれるほど、
人なつこくてかわいい。
篁が我が家に来る前は、このカミッロに会うのが楽しみで楽しみで、
家のベランダからも、よくカミッロを眺めて癒されてた。
そして、しばらくたって、このおばちゃんが飼っている、
ミニチュアピンシャっぽい雑種のワンちゃんの名前を知って驚くことになる。
なんとその名前は、
camilla カミッラ
つまりカミッロの女の子ヴァージョン。
それを知った時、ラッファロー君と、
chissa perché!!
キッサ ペルケ!!
chissa perché!!
キッサ ペルケ!!
「さあ、なんでだろう?」
と揃ってしまいました。他にも一杯名前はあっただろうに。
そんなに、この名前が好きなのかな?
そもそも、この犬のカミッラと猫のカミッロ自身、語尾のラとロの違いを毎回聞き分けて、
「今のは、自分やわ、自分が呼ばれてる」
ってわかってるんだろうか?
そして、短縮して呼んだりすることもあるでしょ、
うちだって、篁のことをタカと呼ぶ事もよくあるもの。
それを最後までしっかり聞かないといけないなんて!
皆お互いちょっと不便だと思うんだけどなあ。
chissa キッサ というのは、「誰が知ろう、誰も知らないであろう」といった反語表現で、
何かについて不確実、不明な時に、
「わからんねえ…」「はて、どうだろね…」「さあ…どんなもんかな?」と言う感じで使う。
ここでは、理由を尋ねる perché ペルケをつけたので、
「さあ、なんでだろうね?」「はて、わからんなぁ~」みたいな感じです。
犬と猫を一匹ずつ飼っている。
おしゃべり好きなおばちゃんで、出かける時に出会ったりすると、まあ色々話してくれる。
このアパートに住んでる住人のプライベートから、自分のことまでペラペラと。
ラッファロー君とは、「あんまりうちらの事は、話さないようにしようね」
と、一応警戒してるけど、すごくいい人。
それを証拠に、この夫婦が飼っている猫ちゃんは、
おばちゃんがある朝起きたら、自分の庭に誰かが投げ込んで行ったらしく、
にゃーにゃー鳴いていたらしい。
一匹だけだから、母猫が放り投げたわけではないだろう。
世話できない人間が、この夫婦ならと思ってか、悪意あってかわからんけど、捨てて行った。
今や、この猫は6キロの顔まんまるで、人なつこくてめちゃくちゃかわいいし、
このど田舎を全力疾走で駆け回る大きな猫。
そして、さっきもおばちゃんが口笛をピーと吹きながら、
この猫の名前を呼んでいた。
ご飯時になっても、帰って来ない時は、いつもこうやって呼んでいる。
ピーピー(口笛) camilloー カミッロー
これがこの猫ちゃんの名前。イオがこう呼んでも、近寄ってスリスリしてくれるほど、
人なつこくてかわいい。
篁が我が家に来る前は、このカミッロに会うのが楽しみで楽しみで、
家のベランダからも、よくカミッロを眺めて癒されてた。
そして、しばらくたって、このおばちゃんが飼っている、
ミニチュアピンシャっぽい雑種のワンちゃんの名前を知って驚くことになる。
なんとその名前は、
camilla カミッラ
つまりカミッロの女の子ヴァージョン。
それを知った時、ラッファロー君と、
chissa perché!!
キッサ ペルケ!!
chissa perché!!
キッサ ペルケ!!
「さあ、なんでだろう?」
と揃ってしまいました。他にも一杯名前はあっただろうに。
そんなに、この名前が好きなのかな?
そもそも、この犬のカミッラと猫のカミッロ自身、語尾のラとロの違いを毎回聞き分けて、
「今のは、自分やわ、自分が呼ばれてる」
ってわかってるんだろうか?
そして、短縮して呼んだりすることもあるでしょ、
うちだって、篁のことをタカと呼ぶ事もよくあるもの。
それを最後までしっかり聞かないといけないなんて!
皆お互いちょっと不便だと思うんだけどなあ。
chissa キッサ というのは、「誰が知ろう、誰も知らないであろう」といった反語表現で、
何かについて不確実、不明な時に、
「わからんねえ…」「はて、どうだろね…」「さあ…どんなもんかな?」と言う感じで使う。
ここでは、理由を尋ねる perché ペルケをつけたので、
「さあ、なんでだろうね?」「はて、わからんなぁ~」みたいな感じです。
