adoro i gatti. | おしゃべりイタリアーノ!!

adoro i gatti.

うちの実家の猫はベンガルで、この猫の祖父が黒豹かなんかという血統書つきらしい。
いくらしたかは忘れたけど、うちの両親が出したお金を言うと、
大概のイタリア人は、「あ~騙されたね!」とコメントしてくる。



騙された騙されてないなんて、結局は関係ない。
だって、イオもラッファロー君も、篁とソフィアを見た時、
「ソフィアの方が甘えん坊で人なつこいよ」と言われても、
なぜか篁に心奪われたもんね。
なんかねぇ、動物ちゃんとの出会いにも、それぞれ「ご縁」なるものがあるんだろうね。



父は、動物の匂いが苦手で、イオが小さい時から、何回お願いしても、
めだか、セキセイインコが精一杯で…



セキセイインコを飼う前に、モモンガを飼ってもいいと、
80%くらいまでのオッケーが出そうになってたのに、
イオの姉が、友達にセキセイインコのヒナをもらってきて、
そのあと、相棒を飼っては逃げたりして、合計4羽飼った。
セキセイインコだって、めちゃくちゃかわいかった。
特にハーディーと呼んでいた、青いちょっと太っちょ君…懐かしいな!



母は、動物が大好きなので、たまにペットショップに連れて行ってくれて、
一度、母、姉、イオ3人が「欲しい~!」となったのは、犬のパグだった。
パグはパグでもあの時のパグは、まあ可愛かった。



ところがやっぱり父の反対でダメで、代わりにジャンガリアンハムスターを飼って、
パグちゃんと呼んでいた。
トンネルの隙間からひまわりの種をあげると、かわいい仕草で食べて、
父も結構ひまわりあげてたな!
そのパグちゃんが、ある日死んじゃって、父が家の庭に立派なお墓を作ってくれた。



そんなこんなで、イオがイタリアに来るまで、家のペットはこんな小動物だったのに、
うちの実家の猫は、母がふらっと入ったペットショップで見つけて、
ダメもとで父を連れて行ったら、
ヒョウ柄のスポット模様が気持ち悪いくらい、びっしりあった子猫が、
ケースの中から、必死に父にアピールしたらしい。



これには、父も心を奪われ、パーキング待ちしてた母が店内に入る前に、
車に戻り、「連れて帰ろう!」と言ったらしい!



イオからしたら、「なぬ?」てな感じですけど。(・∀・)



イオが小さい時も、父を直接ペットショップに連れて行った方が、効果あったのかな?
でも、今ほどペットショップはたくさんなかったし、
今のペットショップは高級サロンみたいだったりするものね。
すっかり感じが変わったと思いませんか?



イオ自身も祖父母の庭にいつも糞を残して帰る、祖母にとって、憎っき存在だった猫には、
そんなに興味がなかったし、イオが小さい頃は、近所でも野良猫がたくさんいたし、
ペットという目で見た事はあんまりなかった。



ところがどっこい、実家で猫を飼い出して、猫の魅力をどんどん実感して、
今や皆、完全に猫派になっている。
実家の猫みたいに、いつも素っ気ない猫らしい猫が、
たまに気まぐれで、近寄って来てくれる時の喜びは、まあ大きい!



そして、篁みたいに、犬かと思うほど、
いつもイオとラッファロー君の近くにいる甘えん坊猫もたまらない。



動きが優雅で、表情豊かで、見てるだけで幸せな気持ちになる。
毛の柔らかさといい、触っても癒される。
きれい好きだしね!



adoro i gatti.
アドーロ イ ガッティ



おしゃべりイタリアーノ!!-27-07-2011




adoro i gatti.
アドーロ イ ガッティ


「猫が大大大好き!」



何かを、大大大好きなことを表現できるadoroアドーロ!

例えば、adoro l'italia「私はイタリアが大好き」
adoro la pizza.「私はピザが大好き」
adoro il rosso  「私は赤が大好き」



i gatti イ ガッティは il gatto イル ガット 「猫」の複数形。
普通、動物についてadoroアドーロを使う時は、複数形になるらしい。
でも、il gattoでも、全然意味は通じますが、
一応正しいことを紹介しとかないとね、っということで複数形にしました。