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今日の写真は、今まさに飛び立ったばかりの鳩。
鎌倉の鶴岡八幡宮にある舞殿。
屋根の上に白い鳩を見つけて、
飛び立つ瞬間を撮りたいと、
かなり長いことレンズを向けて待っていました。
１０月になりました。
勤め先では、９月末で退職する若者（男性）が一人いました。
数か月前にも、一人若者（女性）が、留学をすると言って辞めていきました。
彼らの顔が、とても晴れやかだったのが印象的でした。
どのような経緯で退職を決意したのか、
また留学へ踏み切ったのかはわかりませんが、
何かを決断し、行動した人独特のエネルギーを感じました。
流動的なエネルギーです。
自分のことを振り返ってみても、
やはり「決断」「行動」の時期は、
エネルギーを使っていたように思います。
私の場合は
結婚、退職、遠距離転居、離婚、
遠距離転居（出戻り）、再就職、転職・・・を
２年半くらいの間にすべて経験しました。
大変と言えば大変でしたが、
我ながら、結構エネルギーあるんだな、
なんて思えて、自己価値が上がったりしました（笑）。
そしてこの一連の激動の始まりが、
結婚と退職の決断でした。
後にほどなく離婚に至るわけですので、
やはりはじめから、不安がものすごくありました。
ただ、決断して行動をはじめた時に、
自分の深いところから湧いてきた想いがありました。
「やっと人生を動かせた」
・・・という想いです。
それまで長いこと、停滞感を感じていて、
それを打破したいという潜在意識が
あったのだと思います。
今となっては、
それは私の魂の求めるところであり、
私の今世での使命にも
つながる道だとわかりますが、
その当時は、
その先どうなるかわからない不安感で一杯で、
それこそ、羽もないのに、
この鳩のようにどこか高いところから
飛び立つような心持ちでした。
一般的に見れば、
離婚や無職を経験して、
不幸だと言う人もいるかもしれません。
でも私自身としては、
ものすごい内面の変化、
価値観の広がりと深化、
経験値の高まりを得られ、
自分の人生を
自分で生きている実感を得られました。
動きのある人生、
人生を動かすっていいな、と
今では心の底から思っています。
そして最近では、
離婚だの退職だのという、
やむを得ない感じの強制終了的な動きを
一度経験すると、
その次からは、
自分で好きなところへ行くという動きに
変化してくるように感じています。
流れに逆らえば、
動きは重くしんどいものになりますが、
いったん動いた流れのエネルギーに
乗ってしまえば、
とっても楽に動いていける、という感覚です。
その時に、方向を決めるのは自分。
いいな、
好きだな、
楽しそうだな、
心地よいな、
そういう方に舵をきればよい。
人生を動かすのは自分。
どっちへ動かすか。
それも、自分次第。
