晴れ、新宿京王地下
ビーフカレー470円+トッピング270円の巻
午前中、お昼と勤(イソ)しんだ結果、空腹を連れた午後三時。
朝から「今日のお昼はカレー!」と決めていたが、残念ながら4時から会社の会議。
そこいらの立喰蕎麦屋でさっさと済ますか。
とカレーの神様にころされそうな考えを右往左往させていた。
が、しかし、
駅ナカ立喰蕎麦屋が歩いて少し掛かる上に、行ったら行ったでいやに高い(くそぅ。駅ナカめ!)。
わかった!
もう覚悟は決めた!
カレーだ!カレーだ!
よおし!カレーだ!
勢い込んで、西口へ徒歩を進める
目指すは
イレブンイマサだ!
ふむふむ。
チキン
ポーク
ビーフ
の三種類のカレーがあるのか。
今日は…ビーフカレー!君に決めた!
そしたらば、お財布の中にある小銭をありったけ投入して、
ど・れ・に・し・よ・う・か・なっと!
お!ロースカツのランプが煌々(コウコウ)が光ってるじゃないか。
しめしめ。
これもポチリと。
コの字型の客席では対岸でナイスミドルやサラリーマン風の男性、そして飲食店のユニフォームに身を包んだ女性などが思い思いのカレーを口に運んでいる。
見れば見るほどに羨ましい!
しかし、ここは己が信じたカレーを待つことにしよう。
待つこと数分。
お米の島にたゆんと波打つカレーの海。そして別皿にロースカツのお目見えだ!
欲望の赴(オモム)くままにスプーンをくぐらせザバザバと胃に流す。
(スプーンが平たいのでカツを一口大に切るのにとても良い!あと、謎の窪みがある!)

狭間にロースカツを胃に放り込み、胃の中で一体となる。
周りの人たちのステキなカレーもいいが、今日は目の前の皿が一番だ!
想いの丈をカツにぶつけ
カレーを喉に流し込んだ。
ごちそうさまでした!
短い至福の時間を味わい、よっしゃと気合を入れ会議に向かう。
明日は何を食べようかなぁ。
(続く…)