小雨、赤坂見附 徒歩5分

牛丼900円の巻。チョンチョン


今日の気分も牛丼。

おはようございます。毎朝朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」を見ていますこめっとさんです。どうもどうも食べるって本当に至福の時です。


さぁて至福の時は長ければ長いほどいい。

しかし、現代人は御多分に洩れず多忙だ。

バッと食べてバッと戦場へ。

忙しい時ほど牛丼屋を選んじゃいます。








しかし、この日は違った。

赤坂でのお仕事を終わらせ、フゥ、、、と一息。

シトシト降る雨を小さな折りたたみ傘で防ぎつつ、

さて、と、ここ ここ。

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門をくぐる。

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ここは赤坂「金舌」

はっきり言って高級店だ。



赤坂なんてとこは基本的には怖いし、お金持ってないとなんか怒られそうだしPとかDとか言う肩書きのTVマンがたくさんいてチャンネーを夜な夜な奥の個室などにはべらしてるから、怖い。

おもにそんなようなとこだ。


そんな中の高級店なんてのはむしろ魔窟だ魔窟。

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写真はイメージです。



と、いつもならガクガクブルブル震えていたのだけれど、

知り合いの役者が働いているのなら、話しは早い。怖くない!







そんなわけで、門をくぐる。


大丈夫

入る時にランチメニューも調べてきたもんね。

1000円でお釣りくる。大丈夫だ(心を落ち着かせるためにもう一回つぶやく。)




「いらっしゃいませー。あ、ども!」

憶えのある声だ。

役者仲間の「村上健一くん」以前、うちのメンバーいくちゃんとも共演している。



彼は慣れた手つきでおしぼりを渡し、温かいお茶を出す。

「何にします?」と関西訛りのあるイントネーションで聞いた。

「塩牛丼で」


知り合いの声を聞いたからか、幾分落ち着いてそう答える。



「はいー。塩牛丼イッチョー!」



あとはノリのいい彼の話しの中でしばし楽しんでいれば直ぐに牛丼のお出ましだ。

注文と同時に出てきたサラダと味噌汁を味わって3つ4つ会話をする。たわいもない会話だ。でもそれが心地いい。


心地いいままに今日の主役の出番である。

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さてさて勢いよく食べるのもいいが、ちと待てよ、、、

ここは白七味・黒七味と二種類の七味がある。

どちらか一方は勿体ない。どうせなら両方味わってしまおう。




まずはー、黒七味

ピリッとサンショ(…だと思う)がきいた黒七味をふりかけ、

バクリと大口で食らう。

もともとは日本一のレバーを扱う店なのでお肉の質は折り紙付き。柔らかな牛肉が口の中で踊る。

うーん油がジューシー。肉の宝石箱や!


普段食べている吉野家さんにちょっぴり後ろめたさもあるが、それは今日はごめんなさいだ。




半分ほど平らげ、お次は白胡麻メインの白七味

パララ~とふりかけ、さあ後半戦。辛くはないのでちょっと多めに、っと。う~んこちらも美味しい!

ひと牛丼で二度美味しい!








至福の時である。



食べ終わったあとも件(くだん)の村上くんとしばし話し

ご馳走様でした。

とカウンター向こうの職人さんたちに礼をいう。





外に出ると雨も止んでいた。

よっしゃ!営業の再開だ。


明日は何を食べようかなぁ。

(続く…)


今日の営業メシ

赤坂「金舌」

ぐるなび