昨日、あるアスリートの方が来社。
その競技で戦っているトップレベルの選手の中ではダントツに年齢が高い選手だ。
過去何度も日本一に輝き、十分に過去の栄光で生きていける。
ほとんどの競技スポーツには引退がある。
「やりたい」という情熱がどれだけあろうとも
舞台に立てなくなったら終わりだ。
その厳しい世界で20年以上戦っている。
頂点にいるときに引退するのが、本当はセカンドキャリアを考えたら
良いことなのかも知れない。
しかし、この選手はボロボロになりながらも挑戦を続ける。
なぜですか?と聞いたとき、即座に帰ってきた答え。
「好きだから」
どんな世界も一流の人は、単純な動機で突き進む。
動機が単純だからこそ、意志が研ぎ澄まされていく。
単純な動機で突き進む人間だからこそ、周りは心を動かされる。
もう一度、日本一へ。
彼と話している時に、そう言いたくなってしまったのは
ファンとしてのわがままなのだろうか。
それとも、彼の中にまだ残っている何かに気づいてしまったからだろうか。