150年ほど前に『二十一回猛士』と名乗っていた方がいます。
猛士とは「自分の信念を貫く人」という意味があるそうです。
ご本人の偉業もさることながら、育てた人物がその後の日本にとって
どれほどの功績を残されたか。
東京・南千住に『二十一回猛士』の墓所があります。
駅から1分ほどの地ですが、訪れる人は驚くほど少ない。
その功績からすれば一大名所になっていてもおかしくないその墓所は
驚くほど小さく、下町の町並みに埋もれています。
彼が150年前に斬首された地にその墓石はあります。
その周りには彼の志を受け継ぎ、殉じた方達が並びます。
暖かく柔らかい太陽の光が、彼らの墓石を照らす光景は
本当に美しく感じました。
本当に美しい光景でした。
30代で日本のことや世界のことを考え、仕事の現場で成すべき事を
論じると「若造が何を生意気言っているのか」と見られることもあります。
しかし僅か150年前は10代で藩主の参謀となり、教師として指導することは
さして珍しいことでもなかったとのこと。
50代、60代にならねば公について論じ、行動することが出来ないような
いまの状況こそとても未熟なことなのだと思います。
50代、60代でも公ではなく私利私欲にはしる輩は毎日TVでみますが・・・(笑)
日本を想い、志に殉じたその地で、彼の思念を確かに感じました。
彼の志の万分の一でも、受け継ぎ花開かせたい。
二十一回猛士とまではいかないまでも、一生に一度は猛士となろうと思います。