「善行を実践し、美徳を養おうとしている独善的な人たちがいます。
善行や徳とゆうものは、自然にそこにあるべきです。
もし皆さんが美徳を養っている限り、それは悪徳だと私は思います。
皆さんが知っているとおり、美徳を養うのは実にひどいものです。
なぜなら皆さんはまったくそうではないのですから。
好きでもない相手に、皆さんは笑顔を振りまき、とてもやさしく対応します。
知っての通り、それはものすごい重荷です。
皆さんはすごく嫌いな相手に対して、「あなたのことをこんなに愛しています」といい続けています。
皆さんは心地よいですか?
皆さんは本当のところどちらなのでしょうか?
皆さんのバックグラウンドが嫌悪感であれば、それはとても難しくなります。
他方、もし皆さんが弱いものいじめで、「お前が憎い」と言って、相手に喧嘩を売るような人なら、
その人は恐らくよりふさわしい悟りの候補者だと思います。
なぜならその人は、真実を話しているからです。
ですから、自分自身に真実でいてください。
すると不思議なことに自分が良い人間になっていくのに気付くでしょう。
ここで「良い」とゆう言葉の意味は何でも構いません。
そこに葛藤はありません。
ある種の愛が自然に育ちます。
たくさんの素晴らしいことが始まっていきます。」
カルキバガヴァン