アダルトチルドレンには自分で自分を育て直すという時間が必要です。
自分で自分を育て直すってどういうこと?
こんな育ちだから今さら…
そう思う方もいるでしょう。
自分自身を育て直す必要があると感じる人は、日常生活の中でこのような感覚で物事を捉えてしまいがちです。
・周囲の目が気になってばかり
・自分より他人の意見を尊重してしまう
・そもそも自分の意見がわからない
・できない自分を責めてしまう
・頼り方がわからないから一人で抱え込んでしまう
・失敗するのが怖いからチャレンジしない
アダルトチルドレンには特に多い多い傾向です。
上に書いたような感覚がまさか反転するなんて…イメージすら湧かない人もいるでしょう。
先のような捉え方について、実は以下のような感覚を持っていて良いのです。
・周囲の目が気になってばかり
⇒自分の視点で物事が見られる
・自分より他人の意見を尊重してしまう
⇒他者同様、自分も意見を伝える権利が当然にある
・そもそも自分の意見がわからない
⇒自分主体の意見を持つ
・失敗するのが怖いからチャレンジしない
⇒新しく取り組むことに失敗はつきもの!
失敗を考えずやりたい事に前向きに取り組む
・できない自分を責めてしまう
⇒失敗したとしてもミスから学べる
それゆえ、そもそも失敗という概念ではない
・頼り方がわからないから一人で抱え込んでしまう
⇒必要なときには周囲に助けを求める
生きていく上で極めて基盤となる認識を改めていく、というところからスタートする必要がある人も少なくありません。
・自分という存在が間違いなくあること
・自分には感情と意思があると知ること
・自分の基地を基盤に新たな環境や事柄へ向かっていくこと
・その基地は親との関係に限られないと知ること
・自分は愛される存在だと認識すること
・人を頼っても良いのだと知ること
・好きなことにチャレンジして良いこと
・「失敗」という経験があなた自身の価値を下げることには微塵も繋がらないこと
このような認識や感覚は子どもの頃に親や養育者との関係で学び、自分の中の自然な感覚として身につけることです。
しかし、アダルトチルドレンにはそのような環境が残念ながら与えられなかった。
また、与えられていたにしても非常に不安定な環境であったことでしょう。
親からそのような環境を与えられず、またそのような感覚を教えられないで大人になったアダルトチルドレンは、多くの場面で周囲の目や評価に怯えとても窮屈な生活を送り、生きにくさを感じていることでしょう。
自分が生きづらいと感じさせてしまう先のような感覚を自分自身で正していく=育て直す時間が必要になります。
そして、その環境や体験を与える存在は必ずしも親でなくても良いのです。
パートナーや古くからの友だち、はたまた最近できた歳の離れた友だちであっても良いのです。
年上でも年下でも関係ありません。
上司であっても、カウンセラーであっても良いです。
読書をすることや内省することなど、一人自身でできる時間の中で見出していけるのであれば、それももちろんです。
どんな形であれ、まずは"自分という意思を持った存在"があるのだと知ること。
そして、そのような意思が尊重される状況や環境が自分の中には必ずある、手に入れて良いのだと知ること。
それが生きづらさを手放し、あなたらしく生きていくための第一歩に繋がります。
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