父危篤の知らせが母に入った時、母は雲辺寺という山上のお寺に居た。

その後、父死去のお知らせを徳島新聞に載せたのだが、その記事の真上に

綺麗な紫陽花の咲いた雲辺寺の写真が載っていた。

母はとても驚いていた。今回も、神は見守って下さっていることを、わかりやすく教えて下さった・・。

夕方、バイクに乗りながら帰る時、那珂川河口から見える水平線上に、大きなピンク色の雲が一直線状に横たわっていた。

翌日は休日で役場がすべて閉まってしまう為、とりあえず、私は自宅へ戻りできることをいろいろしようと思ったのだが、7月17日が剣山の祭りの日であることを思い出し、このようなときにこそ、神仏の側に居させて頂くのも良いかも?と思い、午前3時に起きて剣山へ行くことにした。

山頂へ登り、遠方の山々の景色を見渡した時に私は驚いた。昨夕見た、横一直線状の大きなピンク色の雲が、その上にどーんと乗っかっていた。

「ああ、これのことだったのか」

神はいついかなる時も、本当に傍に居て、見守っておられる・・。

 

剣山御神輿-「六根清浄」