体の内側からのケアというと、
食事を第一に思い浮かべる人が多いようですが、
実は「食べる」より「寝る」方が
お肌をよみがえらせる力をもっています。
たとえば、夜更かしした翌日、一日中だるかったり、
頭痛がしたりするなど、体調が悪くなりがちです。
この不調の原因は夜寝ている間に、
お肌を含む体全体が修復されているからなのです。
修復は血液を通して行われているのですが、
起きて活動している日中は、血液のほとんどが脳に集中します。
そのため、お肌には栄養が行き渡りません。
寝ると、血液は体の各所に流れ始め、
肌にも栄養が行き渡るようになるのです。
さらに眠り始めの約3時間のうちに成長ホルモンの
分泌が盛んになると言われています。
この成長ホルモンによって脳内で細胞分裂が起こっているのです。
お肌や内臓の修復はトータルで、
最低でも6時間くらいはかかっていると言われているので、
睡眠が6時間をきってしまうと、誰でも肌荒れする可能性があります。