疲れた印象や老けた印象を与える、目の下のくま。
実はこのくまにも原因があり、
それを知って対策を立てないとなかなか解消できません。
まずは、真の意味でのくまといえる青ぐま。
これは血液が滞って青く見えるもので、血行不良が原因です。
二つ目は、むくみやたるみによって現れる黒ぐま。
このタイプが最も多いようなのですが、
老化現象なのでアンチエイジングケアが必要になります。
三つ目は、シミやくすみによる茶ぐま。
これは目の下に小さなシミが連なるようにできて
くまのように見えるようです。
また、目をこすったり、目元に湿疹などが良くできたりする人は、
角質肥厚や色素沈着が起こりやすく、それが茶色く見える要因になります。
このように主に3タイプのくまがありますが、
年齢と共にどのくまも目立ちやすくなる傾向にあります。
その理由は目の周りの構造にあったのです。
眼球の周りは、クッションのようや役割を果たす
柔らかい脂肪で覆われていて、それをまぶたが支えています。
でもまぶたの皮膚はとても薄いうえ、
皮脂腺が少ないために乾燥しやすく、神経も敏感な部分です。
しかも、まばたきなどで絶えず動く部分なので、
負担も相当かかっています。
ましてまぶたはメラノサイトの活動が盛んなため、
とくに色素沈着を起こしやすいぶぶんです。
こすったりすると直ぐに黒ずんでくるのです。
どのタイプも目立つのには個人差があります。
それは、まぶたの厚さや彫りの深さなど、
顔の構造が人によって異なるためです。