「キメが細かいほど肌は美しい」。
そんな言葉を耳にしたことはありませんか?
では、きめが細かい肌とは、どういう状態なのでしょう。
それは、皮溝が深くて細く、はっきりしている場合のこと。
肌表面の質感がなめらかなのが特徴です。
一方、皮溝が浅く広くなる、ふぞろいになる、
皮溝と皮溝の交差点にある毛穴が大きくなると、
肌表面はザラッとして、いわゆるキメが荒い状態に。
布地でもキメの細かい絹はなめらかですが、
荒い麻はザラッとしていますよね、肌も同じなのです。
キメの細かさは、遺伝もありますが、
もともと日本人は、欧米人に比べてキメが細かいほうなのです。
【キメが乱れている】
皮丘と皮溝のバランスが乱れ、
網目状態が失われている。
皮丘と皮溝によって形成される
三角形や四角形の網目が均一で
規則正しく並んでいる。