肌の露出が増える季節になると気になる、脇や手脚などのむだ毛。
のばしたままにできないのでやむを得ないのですが、
むだ毛処理はどうしてもお肌に負担をかけてしまうと
心得てから行いましょう。
とくにカミソリなどで「剃る」よりも、毛抜きなどで「抜く」方が、
お肌へのダメージは大きくなります。
というのも、抜くという方法では、皮膚の一部をちぎることになるからです。
毛は、毛根にある毛母細胞の分裂によって成長します。
毛母細胞は、まわりにある血管から酸素や栄養をもらって
細胞分裂を繰り返します。
つまり、毛根自体は生きているのです。
毛を抜くと、この生きた組織を引き裂くことになるので、
当然痛みをともないます。
目には見えませんが、毛穴の奥で多少の出血もしています。
これを繰り返していると、毛穴が炎症を起こして膿んだり、
その炎症のあとがシミになったりと、さまざまな肌トラブルが起きてしまいます。
次回ブログを参考に、各除毛方法の長所、短所を理解したうえで、
無理のない方法を選んでください。
ルールを守って行えば、肌ダメージを最小限に抑えることができます。