保湿成分2~水分抱え込みタイプ~
真皮にもともとある成分などが良く使われます。
ただし、これらを肌に使った場合、
真皮まで吸収されることはなく、角質内保湿として働きます。
湿度が下がっても、水分を抱え込んだままキープしてくれるのです。
スキンケアアイテムのほか、ボディケアアイテムや
ハンドクリームにも良く配合されています。
【ヒアルロン酸】
真皮にあるゼリー状の物質。
200~600倍の水分を蓄える力がある。
敏感肌の人にもおすすめ。
【コラーゲン】
真皮では弾力を保つ働きを持っているが、
化粧品として配合される場合は、保湿成分となる。
残念ながら真皮までは吸収されない。
【エラスチン】
これも真皮にあたる物質。
保湿力が強いため、
化粧品に配合されることもある。
【ヘパリン類似物質】
血液中のヘパリンという成分に水分含有力があることから、
類似の成分を保湿成分として応用したもの。
医薬品にも使われている。