アトピーを改善させる腸内物質 | 32歳で”肌年齢24歳”美肌になる方法

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元アトピー肌、32歳にして”肌年齢24歳”インナーコントロール開発者のお肌について真面目に考えるブログ

人間の体には、体外の有害物質である細菌や

アレルゲンなどから体を守る「バリア機能」というものがあります。

例えば、皮膚のバリアは、皮膚の乾燥を防ぎ、

アレルゲンが皮膚に侵入するのを防ぎます。

それと同じように腸の内壁には、腸管バリアといって、

細菌やタンパク質などのアレルゲンが腸から吸収されないようにする機能があります。


腸自体は体の中にありますが、腸の内壁は食べ物など外部の物質が通るので、

実は「体外」ともいえるのです。

つまり、食べ物などが接触する腸管は、皮膚と同じようなバリア機能が必要なのです。

ところが、この腸管バリア機能は、腸の炎症などで壊れてしまうことがあります。

すると、アレルゲンが腸管から吸収され血中に入り込み、

食物アレルギーを起こすのです。


アトピーの方は、腸管から侵入したアレルゲンによる

アレルギー反応が皮膚にも出てきますので、皮膚の症状も悪化してしまいます。

ところで、この腸管の炎症を抑える物質があるのをご存じでしょうか

それは近年、長寿実現やアンチエイジング物質として研究が進んでいる「ポリアミン」です。

世界一長寿の日本人の秘密は、実はポリアミンにあるのではないかといわれています。

ポリアミンは納豆やチーズなどの発酵食品やキノコに多く含まれています。

また、腸内細菌によっても作られます。


ポリアミンは、腸管の炎症の原因となる「炎症性サイトカイン」の分泌を抑え、

腸管バリアを修復する働きがあるという報告があります。

乳酸菌などで腸内細菌のバランスを整えて、

ポリアミンを含む食事を多く取ることにより

腸管バリアを正常にし、アレルギーを抑え、

アトピーの症状を改善することが期待できるのです。


参考文献:
松本光晴「腸内常在菌の代謝産物と健康-ポリアミンを介した機能-」『日本細菌学会雑誌』60(3),459-467,2005
早田邦康『日本人はなぜ長寿世界一になったか』現代書林,2009