よしひこ | innerchild vol.15 「i/c」稽古場日誌!

よしひこ

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やぁ、皆様、しばらくぶりです。

黄色&キモイ&起死回生、そんな今回のカンパニーが誇る3Kでおなじみ、ナイスガイです。

気が付けば、十一月。二週間後には、本番かぁ、期待と不安が絶妙のバランスでくんずほぐれつ、そんな淡い季節に突入でございます。言わずもがな、てんてこ舞いっちんぐな雰囲気になってきました。そんな中、稽古風景というよりも、舞台上で大活躍する予感のアレの製作中の共演者陣を盗撮。一見すると、色とりどりの布が見え隠れしておりますが、何に使用されるのか、謎が謎を呼びます。か?

ところで、今回の共演者に、北川という男がおりまして、彼は、親しみと敬愛、むしろ、大部分はほぼ嫌がらせの意味合いを込めて、下の名前の名前であるところの「よしひこ」と呼ばれる機会が多かったりしますが、何を隠そう、僕も「至彦=よしひこ」なのです。十中八九、共演者の皆様は気付いてないというか、僕の下の名前を読めてないことは察するに余りありつつ、北川が「よしひこ」と呼ばれるたびに、チラリと振り返っては見えない誰かと日々是トーク。いつか、僕も「よしひこ」と、そう呼ばれる日を願って・・・

あ、いや、そうでもない。だって、僕は、ほら、ナイスガイですもの。

それでイイ。それがイイ。

ちなみに、今現在の稽古場には、ありがたいことに下駄箱やロッカーが個人で使用出来る状況が整えられており、それぞれに名札が付いておりますが、「ガイ」と書かれた僕の下駄箱の上が「よしひこ」と書かれておりまして、僕は、どっちを使うべきか、いつも、二秒ほど考えてしまいます。勢い余ったら、天然生搾り嫌がらせ100パーセントで「よしひこ」ロッカーを使ってみようかと画策してることは、秘密。

そんな芝居のこと以外のことに集中力を発揮しまくり、ナイスガイの赤裸々なプライベートを吐露してしまうと、つい先日、演劇人としては、意味不明な、このタイミングで引っ越しを強行してしまい、自作自演の追い込みっぷりに拍車をかけております。夜な夜な、寝袋にくるまって暖房器具が一切ない部屋で、ガタガタ震えながら、悪夢にうなされる僕の体調管理っぷりにも、乞うご期待。

それでは、皆様、合言葉は、劇場でナイスガイと握手。ほな。