先日の空。
白龍の 大きなお顔が
山の稜線に 寝そべっているようです。
昨日の満月は、素晴らしい程のオレンジ色の
真ん丸な月を見上げながら 夜の散歩をしました。
見えるもの すべてが 輝いて見えるのは、
心でそれを捉え 感じている。
心と体のバランスが崩れた時は
それが 色褪せて見えたり
感情が動かなくなったりします。
(否定の声が強まったりも)
色褪せて見える体験は
再び 世界が彩に溢れて見えるとき
自分の中の歓びや感動を
呼び覚ましてくれます。
＊＊＊
昨日の夜は、YouTubeのおすすめに
木村弓さんの「いつも何度でも」が上がってきて、
懐かしさもあって 聞いていました。
この曲がとても好きで 以前よく口ずさんでいたのですが、
改めて歌詞を聞いて
その歌詞の味わい深さに
聞き入ってしまいました。
この曲の歌詞は、
どこを取っても素晴らしいですが
特に最後のフレーズ、
海の彼方には もう探さない
輝くものは いつもここに
わたしのなかに 見つけられたから
この歌詞にとても共感。
思いがけず 宝物を見つけた時のような
嬉しい気持ちになりました。
＊＊＊
以前 「このブログについて」にも書いたのですが、
上の子が まだとても幼い頃、
多分20年近く前のことになりますが、
ベビーカーを運び出して
玄関先で広げようとしていたとき、
突然 わたしのなかに
「答えはすべて内側にある」
という 声が響きました。
その声に驚きつつも
なにか 腑に落ちるものも同時に感じて
その言葉の意味を 時に求め、時に深めながら
ここまできたように感じます。
そのときのその言葉からは、
当時 ずっと求めていた心の中の問いに対する
答えを受け取ったように感じていました。
その当時の私にとっては
突拍子もない出来事だったにもかかわらず
この言葉は 覚えておこう
この言葉の意味をわかるようになりたい
とても大切なこと
と感じていました。
20年前の 懐かしくも愛おしい記憶。
あの時をきっかけに
自分の中で 緩やかな変化が起こり始めました。
木村弓さんの 「いつも何度でも」の
この歌詞は、そのすべてに
あの時の感覚とリンクするものがあって
今の私には より感慨深く
より響くものを感じました。
外に向いた意識を 内側へ
何度でも 内側へ 意識を戻す
そう、まさに 歌のタイトルの通り
いつも何度でも。
その 意識の癖をつける
(内側へと意識を向ける癖をつける)ことが
自分の軌道修正や変化変容の
ひとつの 大切な鍵になると感じます。
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