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「冷温停止」へ課題山積

今朝のテレビのニュースで
「レベル7」に

以下新聞記事より  

福島第1原発汚染水除去
終息の第1歩 前途多難
余震や部品不備 いきなり足踏み
「冷温停止」へ課題山積

東京電力福島第1原発の事故で、1~3号機のタービン建屋内外にたまった高濃度の放射性物質を含む水。復旧作業の大きな障害だった汚染水が除去できれば、停滞していた事故処理の展望が開けると期待されたが、11日に予定されていた2号機立て坑にある高濃度の汚染水の回収は、夕方の地震とホースの漏れの発見で中止となり、足踏み状態に。汚染水は大量で、今後の作業が順調に進むかも不透明だ。

汚染水の本格的な回収について、住田健二大阪大名誉教授(原子力工学)は「重要なターニングポイント(転換点)だ。何としてもうまく進めなければならない」と語る。

作業の本格化は、前進にはなるが、これは事故を収束させるための入り口にすぎない。最大の課題は、原子炉の温度を100度未満の「冷温停止」に持ち込むことだ。そのためには、これまでのように原子炉に海水や真水を注入する応急措置でなく、水を循環させて原子炉に戻す本来の冷却システムの復旧が必要だ

タービン建屋は原子炉建屋に隣接し、冷却機能にかかわる電気系統の設備が集中する。「汚染水を移さない限り、冷却機能を構築するためのほかの作業が進まない」と京都大原子炉実験所の小出裕章助教は汚染水回収の重要性を指摘する。ただ復水器などに集められたとしても、その後の作業のためには除染が必要。建屋内で作業が可能になっても、機器類が正常に作動し、原子炉や配管に損傷などがないことを確認するにはかなりの時間がかかりそうだ。

回収した汚染水自体の扱いもやっかいだ。東電によると、2号機の復水器に集めた汚染水は集中廃棄物処理施設に移す予定だが、その後の扱いは未定。1~3号機のタービン建屋内外の高濃度汚染水は計6万㌦に及ぶとみられる。住田さんは「汚染水は大量で、どのように保管するかが今後の課題。高濃度なので再利用は考えにくく、保管せざるを得ないのではないか」と話す。

集中廃棄物処理施設は3万トンの汚染水を収容可能だが、復水器の容量は3基で計7600㌦と限られる。仮設タンクの設置作業も「開始は最短で15日ごろ」 (東電)。4号機などの比較的低濃度の汚染水の受け皿になるとみられる静岡市提供の人工の浮島「メガフロート」は改修中で、到着は5月半ばの見込みだ。

永久保管は困難と見るのが東北大の内田俊介元教授。「放射性物質の濃度を下げて捨てざるを得ない」と話す。内田さんによると、日本原子力学会の作業部会が汚染水の処理方法の検討や除染剤の試験などを行っており、放射性物質を樹脂に吸着させる方法などが考えられるという。



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