父親の仕事
家庭を持った父親は誰のために仕事をすべきか。何のために汗水流して労働にいそしむのか。勤め先の会社のために働いても意味がない。自分の心を殺して仕事をしても、自分の体を壊してまで働いても、会社は自分のことを最期まで守っては
くれない。会社にとって労働者は使い捨ての駒にすぎない。もちろん会社の上司のために仕事をしても仕方がない。自分を評価するのは上司かもしれないが、ホワイトカラーの上司は無意識に労働者を下に見ている。出世の階段を昇るための踏み台としか考えていない。いくら期待しても、ホワイトカラーの上司の目線は常に上を向いているから、労働者の気持ちなんか一生わかりっこない。保身や出世のことしかない人たちの頭の中には、ブルーカラーの労働者の声は届かない。えてして部下は上司の顔色を伺いがちになるが、それに振り回されていると自分を見失ってしまう。ある程度のところで割り切らないと自分の信念そのものが、揺らぎかねない。ホワイトカラーの上司に尽くしても、数年後にはその人は異動する。上司は血を分けた家族ではない。ただ目の前をかすめる通行人だ。家庭を持った父親は、かみさんと 自分の子供のためだけに働こう。家族を路頭に迷わさないために、しっかり汗を流して労働しよう。家族の幸せのために、自分の心と体を大いに使って、様々なことから耐えぬいてやろう。


