好きな食べ物はたくさんありますが、僕は大好きなのに周りの人にあまり賛同されないメニューにチキンライスがあります。
※写真は大分県別府市にある「リボン」のチキンライス。
このブログ記事のテーマにも「チキンライスハンター」があるくらい。
定食屋さん、洋食屋さんでも意外とメニューにないところが多い。
あったとしてもオーダー率が低いせいか、脇役と言うか片手間というか。
完璧なチキンライスにはまだ出会ってません。
時々「チキンライスが好きならオムライスも好きなんでしょ?」と言われる事があります。
確かにメニューにチキンラスはなくてもオムライスがあるお店も結構あります。
で・も・ね
せっかくのチキンライスを卵で包む意味が解らない。
薄焼き卵のせいで味がぼやけるし、食感もボソボソになる。
若しくは半熟のオムレットを乗せて切り開くちょっと高級そうなあれ!
卵の味わいに持っていかれるし、そこにデミソースやホワイトソースなんか掛けられて日にゃ暴れたくなります(笑)
そもそもオムライスの中身はチキンライスなのか!?
ただのケチャップライスではないのか??
僕にとってのチキンライスとは、鶏肉の食感、炒めた玉ねぎの甘み、火を通すことで酸味を適度に飛ばし甘みと旨味を引き出すケチャップ、そしてアクセントにグリーンピースの苦味。
この全てのバランスが取れた作品こそ、最上のチキンライスだと思うのです。
でもまだそんなチキンライスには出会っていません。
つまりチキンライスとオムライスは似て非なるものなのです。
ただ、一つだけチキンライスの欠点を言うなら、それは一口目から最後まで味が変わらないこと。
もしも卵を使うなら、目玉焼きにして乗せて欲しい。
白身の淡白さ、黄身の濃厚さが味わいに変化をもたらすから。
理想のチキンライスを探す旅は、まだまだ続くのです。
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