「パワハラ」疑惑で、県議会から文字通り「総スカン」をくらった兵庫県知事・サイトウ”おねだり”元彦が、取材に応じているのを何日か前のニュースで観ました。
そのとき驚いたのは、「不信任決議案の可決という形となり、これは大変重い議会側の選択です」といつも繰り返す文言(このまるで他人事のように「解説」する口調も異常ですが)のあと、今後のことについて「自分自身の心の中に問いながらですね、考えていきたい」と言ったことです。へえ、こいつに「心」があったのか!と単純にビックリしたのです。
当ブログ9月1日に、僕にはサイトウ元彦は「サイコパス」に見えると書きましたが、本当に人間の血が通っているように思えないのです。普通の「心」があるなら、自分が他者からどう見えるかを気にするはずです。まともな人なら「俺は県知事だぞ!」なんて恥ずかしくて口にできないですよ。とにかく、この男は「自分」しか視界に入らず、自分のやってることは絶対正しいという基準のみ。
「出直し選挙」を意識しているのか、このところテレビによく出ていますが、自分がどれだけ県政を進めてきたかを自己アピールしています。この自画自賛に酔っている姿が、なんだか「自分の快楽」のためなら何をしてもいい、まさに「サイコパス」に見えるのです。実際、人が亡くなっているのに、自分には「落ち度」はないと言い張って揺るがないのは異常じゃないでしょうか。
連休前に「じっくり考えたい」と言っていたけれど、そこで亡くなられた2人の職員のことを考えたりしたのでしょうか。今までの様子から見て、亡くなった職員の方にも生活があり、家族や友人がいて、かけがえのない「命」があるってことを想像しているようには思えないですね。
「おねだり」し続けてきた、こいつの体質からしたら、きっと、どうすれば、1円でも多く「退職金」をガメることができるか計算していたんじゃないのかね。ここまで「県知事」の椅子にしがみついていたのも、1日でも多く職にとどまって、多くの退職金をもらいたいというだけでしょう。
このサイトウ元彦が自分で「心」と思っているものって、どういうものなんですかね。「法律に基づいて」「合理性」といったこいつがよく口にするものを剥いでいって、そこに何があるのかねえ。この人、何かに感動したことってなさそうですよね。だって、他人に共感することがないみたいだし、「感動」って意味自体が分からないんじゃないかね。(ジャッピー!編集長)