このところの当ブログで、6月23日の沖縄「慰霊の日」追悼式における愚相・キシダ文雄のあいさつについて書いてきました。

その中でキシダ文雄は「来年には沖縄戦から80年を迎えます。これまで県民の皆様のたゆまぬ努力もあり、沖縄経済は着実に成長し、県民生活も大いに向上しました」と述べました。あんた、沖縄の県民所得は全国最下位って知らないの? よくヌケヌケとこういうことが言えるもんだなあ!

既に書いたように、「基地」負担については「このことを重く受け止め」といういつものフレーズで受け流し、何一つ具体的なことは言いませんでした。昨年12月に、また米兵による16歳未満の少女に対する性的暴行事件があり、来月12日に初公判があるとニュースが伝えています。本当にこういう事件は後をたたないですよね。基地と隣り合わせで生活するってことについて、このボンクラ総理・キシダは想像したことがあるのでしょうか。

広島出身で「核廃絶」をライフワークとか「ハト派」を看板にしていたこの男、あいさつの中でも「平和国家」「戦争の惨禍を二度と繰り返さない」と言ってましたが、一方ではシレッと「軍備費」を倍増させ、アメリカの言いなりに武器・兵器を爆買いです。この「軍拡メガネ」は基地の軍備増強して、沖縄を再び戦場にするのもやむなしと思っているんじゃないのか。

結局、沖縄戦のときと同じ、「捨て石」のように考えているキシダ、「大の目的のためには小の犠牲はやむなし」とか言い出しそうな顔してますよね。案外、頭の中では自分を「戦争司令官」のように妄想して悦にいっているんじゃないのか。とんでもない「ハト」がいたもんです。とにかく、こいつは何がしたくて「首相」になったのか分かりません。あ、「人事」がやりたいって自分でほざいていたか。

キシダのあいさつ中、「わったーうちなんちゅーは、むるわじんどー」(沖縄語で「私たち沖縄の者はみんな怒っている!」の意)と叫んで、取り押さえられた人が出たと言いますが、気持ちは分かります。というか、ずっと「取り残されて」きた沖縄の人々にとっては当然の叫びだと思います。「慰霊の日」追悼式の行われた会場の外には、多くの人が「キシダ、帰れ!」「沖縄を戦場にするな!」とシュプレヒコールが起ったといいます。キシダよ、あんた「聞く力」が“売り”だったよね。フェンスの外に出ていって、あんた得意の「車座」になって沖縄の人たちの声を聞こうとは思わなかったのかい? 本当に、こいつはとんでもない「ガセ」野郎でした。(ジャッピー!編集長)