続いて、当ブログ2021年8月8日に書いた「『平和記念式典』でガースーがやったことは、“ヒロシマ”と“被爆者の方々”への冒涜です」を再録します。

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ひとつ前の当ブログで書いたように、日本が世界に恥ずべき首相・ガースーが8月6日に行われた「平和記念式典」の挨拶で、原稿を1ページ(114文字)、丸ごと読み飛ばし、文脈が通らない意味不明のまま読み通すという、世紀のボンクラを犯しました。

こんなミス、いや、ミスというか、「読みながら気づかない」のだから、何一つ「思い」を寄せていないという「心の習慣」を露呈するというのは、もはや「ヒロシマ」と「被爆者の方々」に対する冒涜だと思います。首相自らが「風化」の象徴になってどうするのか。

世界中が見ているのにこの愚行、昔だったら「切腹」ものだと思いますが、ガースーはその後、例によって感情のない表情で「謝罪」して終わり。本当にどうにかしてくださいよ、このクズ人間を!

だいたい、原稿をもらったら、練習するんじゃないかねえ。俳優はセリフを入れるのに何度も読み込み、その言葉が自分の中から自然に出てくるようにするといいますね。そこまでいかなくても、原稿に書いてあることを、読みながら理解し、どういうメッセージを伝えるのか、ぐらいは考えて臨むのではないでしょうか。

なのに、このガースーの挨拶、まるで今、原稿を受け取ってぶっつけ本番のように見えました。小学生の学芸会の劇だって、もっとちゃんと練習して、メリハリつけて読みますよ。原稿もらって「ただ読み上げりゃいい」と思っていたんだろうね。唯一の被爆国として、世界に平和を訴える式典で、「やっつけ仕事」されたらたまりません。

「唯一の被爆国」とか「核兵器のない世界の実現に向けて」といった大事な文言を読み飛ばしても、気づかなかったくせに、「黒い雨」訴訟で上告をしなかったのは私が熟慮したからだという「自分の手柄」はしっかり織り込むのは忘れない。もう、こんな奴がリーダーなんて真っ平ごめんです。 

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「水俣病患者・被害者」の懇談会で、マイクを切って「やっつけ仕事」であることを露呈したイトウ信太郎も「切腹」でいいと思います。 (ジャッピー!編集長)