3月末ということで、テレビやラジオの番組改編の時期ですね。いろんな番組が終わったり、出演していた人がお別れの言葉を述べたりしています。
僕が日曜日の午後、欠かさず聴いていたNHK・FM『ディスカバー・ビートルズⅡ』も明日31日で終了。明日はスペシャルということで今から楽しみです。タイトルから分かるように、この番組は2020年~21年に放送されていた番組の続篇です。その「I」については、当ブログ2021年1月8日「今いちばん好きなラジオ番組『ディスカバー・ビートルズ』」というタイトルで書いています、以下に再録します。
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新年ももう8日。松の内も明けましたが、子どもはお正月にもらった「お年玉」を数えている時期でしょうか。今年あたりは田舎のおじいちゃん・おばあちゃんに会えず「お年玉」が少なかったという子どもが多かったでしょうか。いや、今どきはキャッシュレスの時代だから、子どものスマホに入金されてるのか。
昔、僕も「お年玉」をもらったわけだけど、何に使ったのか思い出せません。たぶん、大きな買い物はしないで、日々普通にチョビチョビ使っていたのでしょう。
しかし、はっきり覚えている年がありました。それは、ビートルズのアルバム「ザ・ビートルズ」を買った年です。ビートルズのアルバムを少しずつ集めていた僕ですが、通称「ホワイト・アルバム」と呼ばれるこのアルバムは二枚組でしたので手が出ませんでした。「お年玉」で買うことにして首を長くして待っていたのです。
そんな思い出もある「ホワイト・アルバム」ですが、この2枚組を1枚にしたらどうする?というのは昔からビートルズ・ファンの間ではよく考えられてきました。プロデューサーのジョージ・マーティンさんも2枚組には反対していたという話もあり、ファンは「もしかしたらあり得たかもしれない」ホワイト・アルバム1枚ものを夢想、にわかプロデューサーとなっていたのです。
僕が今、いちばん楽しみにしているラジオ番組に「ディスカバー・ビートルズ」(NHK-FM)があります。昨年4月にスタートし、「1年かけて、大河ドラマのように」ビートルズを掘りつくすという番組で、アルバムごとの分析はもちろん、他アーティストがカヴァーしたナンバー、隠れたエピソードなどビートルズ一色! DJを杉真理さん、月の最終週は和田唱さんというミュージシャンがつとめているので、専門的なアプローチもあって、楽しい番組です。ビートルズの超ファンの僕は、日曜日の21時には必ず家でラジオをつけて、1回も欠かさない皆勤リスナーです。
その「ディスカバー・ビートルズ」の冬のスペシャルが、昨年末12月27日に4時間!にわたって放送されました。夏にもスペシャルがあり、そこでもリスナーによる投票企画があったのですが、今回はこの「ホワイト・アルバム1枚化」がお題でした。全30曲の「ホワイト・アルバム」を、1~10曲目、11~20曲目、21~30曲目とブロック分けし、それぞれへの投票から4曲ずつ上位曲を集め、さらに杉さんと和田さん、ゲストの藤本国彦さんが1曲ずつ選んで、15曲。ちょうど半分にするという方式です。
結果は……
バック・イン・ザ・USSR ディア・プルーデンス グラス・オニオン ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス ハピネス・イズ・ウォーム・ガン マーサ・マイ・ディア ブラックバード アイ・ウィル ヤー・ブルース マザー・ネイチャーズ・サン セクシー・セディー へルター・スケルター ハニー・パイ サボイ・トラッフル グッド・ナイト
と、なりました。
他にも、「イントロなし曲のランキング」、「好きなアルバム・ジャケット」、「メンバーの妻、恋人、パートナーのランキング」など、遊び心いっぱいの企画が満載で4時間あっという間でした。
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次のブログに続きます。 (ジャッピー!編集長)