このところの当ブログで、自民党による「裏金議員」への「聞き取り」について書いています。

「旧統一教会」との関係を「自己申告」アンケートで済まそうとしたのも記憶に新しいですが、自民党に「自浄能力」なんてないことは誰が見ても明らかです。今回の「聞き取り」も「お手盛り」以外の何ものでもなく、キシダが「党として実態把握につとめる」とほざいたから行っている「パフォーマンス」に過ぎません。

だいたい、この「裏金」をガメていた連中が本当のことを言うはずがありません。どんなに「性善説」を信ずる人でもこの連中を疑うと思います。アベ派の幹部連中の「言い訳」、どいつもこいつも部下に責任をおっ被せて「自分は知らなかった」の一点張り。辞職するか問われれば、どいつもこいつも「職務を全うして……」とほざき、責任をとる気配は1ミリもありません。こんな奴らが、「真実」を述べるはずがないと思う方が当然です。

そういえば、アベ晋ゾーは2019年2月の通常国会で、「自衛官の子どもが”お父さんは違憲なの?”と言われて泣いた」というエピソードを述べて、野党議員に真実性を問われブチ切れたことがありました。このとき、アベがほざいた言葉を覚えていますか? 「私がウソを言うわけないじゃないですか!」と激しい口調で吼えたのです。これ、根本的に間違っていますよね。アベよ、あんただから「ウソ」ついているって疑うんですよ。「あんただからウソを言っているんだろう」と思うんですよ。

それまでも散々ウソをついてきた人間を誰が信用できるというのかね。実際、こいつは国会で118回もウソをついていたことが発覚しています。そのアベの薫陶?を受けてきたアベ派の連中ですから、こいつらの言うことを信じられるわけありません。たぶん「聞き取り」する方も、相手が本当のこと言っていないって分かっていてやっているのでしょう。時間のムダなんです。もう大いなる茶番劇です。

ちなみに、「私がウソを言うわけないじゃないですか!」とキレた後、「出せというなら資料も出しますよ」と息まいたアベ晋ゾーでしたが、「その自衛官の方がこれ以上述べないでくださいと言ってる」と言い、資料は出さず。しかも、この自衛官エピソードも「秘書官が自衛官本人から聞いたものだ」と、結局「また聞き」だったことがバレたのでした。こういう奴を持ち上げていた「アベ派」ですから、「ウソをつく」ことに関しては筋金入りでしょう。(ジャッピー!編集長)