ひとつ前の当ブログで、年末に近所の大型スーパーに行ったけれど値段が高くて「おせち」系の食品が買えなかったということを書きました。

もちろん、お供え用のお餅も買えませんでした。そして、元日に食べた「お餅」は一昨年の暮れに買ったもので、「2年越し」で賞味期限も過ぎたものです。僕は元来、お腹をすぐこわす体質でけっこう「賞味期限」を気にする方だったのですが、この数年、賞味期限を大幅に過ぎたものを食べているうちに耐性がついたのかお腹をこわすことが少なくなりました。歳をとって、体質が変わっただけなのかもしれませんが。

「年越しそば」も家の近くにあったお蕎麦屋さんで食べたりしていましたが、そのお店も何年か前に閉店してしまい、僕も貧しくなってもっぱらカップのインスタント蕎麦で済ませています。昨年大晦日もずっと前に安く売っているときに買い、置いておいた「どん兵衛」を食べました。こちらは「賞味期限」内でした。

お湯を沸かし、「どん兵衛」を食べたのは、『紅白歌合戦』の後半でSuperflyが登場したあたりです。『紅白歌合戦』もほとんど僕の知らない出場歌手、グループばかりになってしまい、片付けものをしながら観ている感じでしたが、この辺から後は何とか知っている人が続くので本腰を入れて?観ていたのです。

それと、テレビ放送70年特別企画として「テレビが届けた名曲たち」というコーナーがあったのでちょっと楽しみにしていたのです。長年テレビを観てきた僕からしたら、この企画タイトルからしてNHKの持っているアーカイブ映像、テレビ番組の主題歌などがどんどん出てくるのかと思ったら、薬師丸ひろ子さんの「セーラー服と機関銃」と寺尾聰さんの「ルビーの指環」とは……。「セーラー服と機関銃」は映画の主題歌だし、「ルビーの指環」はTBSの『ザ・ベストテン』で12週連続1位だったという「理由」での登場でした。テレビ草創期から出続けている黒柳徹子さんがせっかく出演したのに、1980年代の民放音楽番組を中心のトークとはこれ如何に?です。

「テレビ放送70年」と言いながら、80年代初頭というごく限られた時期だけスポットライトあてて一種の「誇大タイトル」じゃないかと思いました。期待していただけに、何だかガックリしてしまいました。(ジャッピー!編集長)