ひとつ前の当ブログで書いたように、僕は松本穂香さんが好きで彼女が主演したNHK夜ドラ『ミワさんなりすます』が終わってしまい、しばらく「ロス」になっていました。

2017年前期の朝ドラ『ひよっこ』以来、松本穂香さんの出られた映画もほとんど欠かさず観ています。彼女のキャラクターが活かされていたのが、『わたしは光をにぎっている』(2019 中川龍太郎監督)とテレビ版『この世界の片隅に』でしたが、『ミワさんなりすます』もそれに加わりますね。

2020年4月5日、TBSラジオで『新米記者・松本穂香です』が始まったときは本当に楽しみでした。4月の改編期に番組開始することを知ってからはずっとワクワクしていたのです。お昼の12時30分からの番組で、松本穂香さんが「新米記者」としてゲストに話を聞くという設定です。日曜のお昼に松本さんのちょっとノンビリした雰囲気はピッタリだと期待したのです。

それに、ちょうどこの時期は新型コロナ感染拡大によって「外出自粛」となっていて、映画館もほとんど休館となっていましたからラジオぐらいしか楽しみがなかったのです。名画座も近所のシネコンもやっていないので、僕も家に引きこもっていました。

そして、期待にたがわず松本穂香さんの飾り気のないお喋りが楽しめる番組でした。第1回のゲストがは伊藤沙莉さんだったのをよく覚えています。伊藤さんも僕は大好きな女優さんで、ちょうどこのときNHKで始まったばかりだった夜ドラ『いいね光源氏くん』も面白く観ていました。伊藤さんとは朝ドラ『ひよっこ』、前記のテレビ版『この世界の片隅に』で共演されていましたから、第1回の放送ということもあって気心の知れたゲストを持ってきたのでしょう。ドラマの役柄では正反対的なお二人のトークが面白かったなあ。この番組、早く終わってしまったのが残念です。

このTBSラジオ日曜昼12時半というのは、その前の週まで『森田健作の千葉ドリーム』という番組が放送されていました。たまに聞いたことがありますが、前年の台風の際の対応など、県知事として信頼を失ったことも大きかったでしょうね。(当ブログ2021年13月4日「さらば県知事といおう」「”自称剣道二段”で開き直るモリタ健作」をお読みください)それ以後、聞いていてもやっぱりどこか「しらじらしい」感じがつきまとい、もうダメだろうなと感じていました。ラジオというのは「声」だけですが、それだけに真に「心」がある言葉かどうか伝わってしまうような気がします。(ジャッピー!編集長)