派閥パーティーによる「キックバック裏金」問題が浮上して、昨日12月7日になってキシダ文雄は「派閥離脱」を表明しました。今ごろになってと誰もが思いますよね。「後手後手」首相の真骨頂ですね。

オスプレイなみの「ポンコツ」首相、今日から始まる国会(参院予算委員会)で追及されたときに「私は派閥に入っていませんから」とでも言って逃げようという腹なんでしょうかね。あわてて「派閥を抜けた」からって、問題になっているのはお前が「派閥の長」をやっているときの話だからな、そんなゴマカシが通用すると思っているのか。

同じ類のゴマカシにあたるのが、その前日6日の「当面の派閥パーティー自粛」の表明です。今、問題になっている今までの「裏金」還流についてひとつも明らかにせず、「これからはパーティーやらないから」で誤魔化そうというのですからねえ。久々に「お茶を濁す」という言葉を思い出しました。

「パーティー自粛」、翌日の「派閥離脱」こうやって「小出し」に対応するのも決断力皆無のキシダらしいですね。久々に「五月雨式」という言葉を思い出しました。しかも、この「パーティー自粛」を表明したとき、キシダは「国民の政治に対する信頼が揺らいでいる。党として強い危機感を持たなければならない」とほざいていました。この「当面の自粛」という対応自体が「国民の不信」を呼んでいるということに気づかないんですねえ。

さらに「党として信頼回復に向けた取り組みを明らかにするまでは、自粛することを申し合わせた」と続けていましたが、要するに「時間稼ぎ」で、この間に誰に「責任」をおっかぶせるか、どういう「言い逃れ」を作り上げるかを考えているのでしょう。何しろ、各派閥の事務総長は「会計のことは分からない」、「誰が会計をしていたか存じ上げていない」と異次元の言いわけしていますからね。

はっきり言って、もう「詰み」だと思いますよ。キシダは内閣再改造をしたときに「変化を力に変える内閣」なんてドヤ顔でほざいていましたが、「派閥政治」という旧来からのあり方を変えられなかったのが命取りになりましたね。「自業自得」という言葉も思い出しました。(ジャッピー!編集長)