NHK朝ドラ『らんまん』も最終週に入っています。

その最終週の初日である昨日の放送ではサプライズな出演がありましたね。ナレーターをつとめていた宮﨑あおいさんが画面に登場したのです。ただ、僕は宮﨑さんがナレーターとなると聞いたときから、どこかでドラマに登場するんじゃないかなという予感が何となくありました。

昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』でもナレーターの長沢まさみさんがチラッと出たことがありましたし。長沢まさみさんの場合は本当にチラッという感じで「カメオ出演」のようだったのに比べ、今回の宮﨑あおいさんの方は「藤平紀子」という役名もあり、セリフも多い「登場人物」のひとりです。

僕の予感?は外れたかなと思っていたら、最終コーナーを回ったところでの登場になったわけですが、そういえば、少し前の朝ドラ『おかえりモネ』では、ヒロイン百音(清原果耶さん)の祖母を演じた竹下景子さんが最初の週にちょこっと出ただけで亡くなり、あとは「遺影」となりナレーターとなっていました。(しかも、この祖母は思わぬ「転生」をしていたというサプライズもありましたね)

今回は「逆パターン」でナレーターが「最終週」で画面登場となったわけです。宮﨑さん演じる紀子が万太郎(神木隆之介さん)たちの写真に「はじめまして」というシーンは、ずっと語り手として見守っていた登場人物への親愛とねぎらいの気持ちがこもっているようでした。

そして、もう一人、万太郎の祖母役の松坂慶子さんが万太郎の娘・千鶴として出演というサプライズもありました。これは予想できませんでした! (この項、続く)  (ジャッピー!編集長)