ひとつ前の当ブログに続きます。

当ブログ2021年4月7日に書いた「イシハラ良純に、庶民の生活目線はあるか」を以下に再録します。

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ひとつ前の当ブログで書いたように、東日本大震災で福島第一原発事故が起こった際、その除染廃棄物の中間保管施設をどこに建設するか問題になったときに「最後は金目(かねめ)でしょ」と言ったイシハラ伸晃。(←この発言を絶対に忘れてはいけません) 今回のコロナ禍では病床が足りなくなっているときにチャッカリ入院するようなことを平気でやる人物です。

こいつの品性下劣な「心の習慣」は、やっぱり親父の影響が大でしょう。「もっとも有害なのはババア」とか、「女性が生殖機能を失っても生きるのは罪」なんてことを吐く人物に育てられれば、こうなるのです。

だから、ガースーが「東北新社」の高額接待問題を起こした自分の息子(ロン毛)について責められると「息子とは別人格ですから」といったのは通用しないと思います。親父の生き方や仕事ぶりを見ているから、こういうルール破りしても平気な人間になったのでしょう。ガースーが首相に就任したとき、世襲の二世議員じゃない「叩き上げ」を“売り”にしていましたがとんでもないですねえ。自分の息子に「親が首相という特権意識」や「忖度の利用」、「接待」文化を継承させているじゃないか。なるほど、ガースー、「自助」ファーストというのはこういうことだったんですね。

さて、イシハラ慎太郎&伸晃なんて、ズルと暴言吐くぐらいしか能がないわけですが、伸晃の弟、良純はどうでしょう。伸晃が横入り入院をして炎上したとき、レギュラー・コメンテイターをつとめる「モーニングショー」で、良純は「いや……僕はこの件の経緯、詳しいことは聞いてないんだけど……兄貴は既往症があるから……」とゴニョゴニョ(←まさにそういう感じでした!)と歯切れ悪く言ってました。

また、いつだったか、やはり「モーニングショー」でコメントを求められたとき、良純は「我々庶民にとっては……」なんてフレーズを口にしたことがありました。はぁ? お前が庶民? 兄貴の件もあって、ことさら視聴者と同じ目線と強調したかったのかね。聞いてるこちらはすっかりシラケました。選挙になると急に「皆さまの生活目線にたって……」などと、選挙カーからがなり出す候補者と同じです。

それ以後、とりあえず、イシハラ良純が出てきたらテレビを消すことにしています。 

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上に書いたときも思ったのですが、8月30日の当ブログにも書いたように、ジャニーズ事務所のタレントとか「しがらみ」のある人間を起用すること自体がメディアの中立性を損なっていると思います。(ジャッピー!編集長)