アベがこの国でどんなことをしてきたかを思い出すために、「シリーズ:アベ晋ゾーを忘れない」を

続けております。2021年9月17日に書いた「アベに尻尾をふった財務省の官僚どもに『女神の見えざる手』のジェシカ・チャスティンさんの台詞を」を再録します。

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このところの当ブログで、憲政史上最悪最凶の首相・アベ晋ゾーについて書いています。こいつが長々とトップの座についていたことが、日本をこんな国にしてしまったのです。

大ウソついて国会を愚弄した男をかばって、公文書を改ざんしたり廃棄したりと悪行を重ねた官僚どもの許しがたい行為についても2つ前の当ブログで言及しましたが、赤木俊夫さんという自分たちと同じ公務員が亡くなったことをどう考えているのか。良心が痛まないのでしょうか。「官僚」という鋳型にはまり、もはや血が通った「人間」ではないのでしょうか。

キシダ“ヘタレ”文雄やコーノ“変節漢”太郎は、「これ以上の調査はしない」と言い切った「森友問題」。2018年に、財務省の調査報告書が出されましたが、核心はあいまいなままでした。

アソー“ナチス礼賛”太郎・財務大臣は「改ざんの理由? それが分かれば苦労しませんよ」って、例の口調でほざいていましたね。まあ、泥棒自身に現場検証させたみたいなものですから、お手盛り調査になることは見え見えでしたが。

ちょうど、この頃(2018年のゴールデンウイーク)、早稲田松竹で『女神の見えざる手』(2017 ジョン・マッデン監督)という映画を観ました。アメリカの銃規制法案をめぐり、賛成・反対両陣営のロビイストによる攻防を描いた社会派サスペンスで最後まで目の離せない面白い作品でした。ラスト近く、ヒロインの腕利きロビイスト・スローンが聴聞会で「……政界で出世するために投票するのではなく、良心に従ってください」と訴えるスピーチが印象的でした。

このジェシカ姐さんの台詞を、改ざんや廃棄に手をそめ、さらに真相を明らかにしようとしない財務省の連中に聞かせてやりたいですね。官僚として国民のために仕えるという信念を持っていなかったんですか? 権力の方ばかり向いて不正なことをやって良心はないんですか? 自ら命を絶った仲間に対して何も思わないんですか? 

この映画、原題は『ミス・スローン』ですが、『女神の見えざる手』というのはなかなかうまい邦題だとおもいました。そして、スローンを演じたジェシカ・チャスティンさんが実にカッコよく魅力的でした! こういう役、女優だったら皆やりたいと思うだろうなあ。 

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もう一度、言います。アベのケツをナメていた官僚どもよ、赤木俊夫さんの死についてどう考えているのか。あんたたちは、それでも「国葬」に賛成なのか。(ジャッピー!編集長)