ひとつ前の当ブログで、『AI崩壊』(2020 入江悠監督)のラスト近く、大沢たかおさんが犯人に向かって言う「AIがどんなに進化しても、人間にしかできないことがある。それは責任をとることだ!」という台詞を、日本一のウソつき男にして無責任野郎・アベ晋ゾーにおくりました。

この恥知らずな男は、いつも「責任は痛感している」と繰り返すのみで、責任をとったことがありません。今回の「桜を見る会・前夜祭」の費用補填疑惑に対しても、「秘書がやったこと。私は知らなかった」で終わり。この問題をスクープしたのが読売新聞ということもあり、最初からシナリオが書かれていたのでしょう。辻元清美議員が「こんなこと知らなかったなんて言ったら、普通の会社なら社長が責任取って辞めますよ」と言ってましたが、全くその通り。

いや、もうとっくに「辞めて」いるべきだったでしょう。ちょっと思い出してみるだけでも……

「まだ東北で良かった」(イマムラ)、「長靴業界は儲かったんじゃないの?」(ムダイ)、「復興以上に大事なのが高橋議員」(サクラダ)などの失言大臣を任命したのは誰なんですか? 議員にも「LGBTは生産性がない」(スギタ)、「戦争しないとどうしようもなくないですか」(マルヤマ)などいましたね。

汚職や違法疑惑も、カワイ夫妻の選挙違反(こいつが法務大臣だったとはもう悪い冗談としか思えません)、選挙区で香典配ったスガワラ(こいつも大臣でした)、そして大臣室で金を受け取ったアマリ(時代劇の悪い代官みたいな奴ですね)、こいつらを任命したのは誰なんですか? そういえば、オブチ優子の「後援会観劇ツアー」というのもあったなあ。こういった違法、脱法行為が蔓延しているのは、親分が堂々と「桜を見る会」や「前夜祭」で行っているから、下も見習うのでしょう。

こんな連中を任命しただけでも、責任とって辞職が当然なのに、「責任を痛感」だけして居座っていたのです。「痛感」しすぎて痛覚が亡くなったのかな。こんなサムライ魂の一片もない奴が「美しい日本」とか言ってるとは。ミハラ順子さん、「恥を知れ!」という相手はこの男ですよ。それに、森友、加計、桜……と自分の案件も含めれば、もう永久追放でもおかしくないですね。

あ、このブログの冒頭で「日本一のウソつき男にして無責任野郎・アベ晋ゾー」と書きましたが、ちょっと『日本一のホラ吹き男』(1964 古澤憲吾監督)、『ニッポン無責任野郎』(1962 古澤憲吾監督)を想起させてしまう書き方でした。すみません。昭和の日本を明るくしてくれた植木等さんに失礼でした。 (ジャッピー!編集長)