こんにちは♪
ロサンゼルスのロングビーチから
ブログをお届けしています。
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広大なアメリカでの移動は飛行機が一般的ですが、
鉄道もあることはご存知でしょうか。
全米をネットワークに、1971年にできた全米鉄道旅客公社『アムトラック』は、
『America 』と 『Track』の二つの言葉を合わせた名称で、
全米を鉄道で結んでいます。
その中でも、西海岸のサンフランシスコとイリノイ州のシカゴを結ぶ
「カリフォルニアゼファー号」は、
素晴らしい絶景が見られる人気の路線です。
週末に、
そのルートで、途中のデンバーまで、
アムトラック・約35時間の大陸横断列車の旅をしました(^_^)v
サンフランシスコ湾に臨むエミリービルが出発駅。
出発は朝の9時半。
いよいよゼファー号に乗り込みます。
車両は2階建てで、
2階が寝台車の個室になっています。
寝台車の個室の中は、
広めの2席が向かい合うようになっていて、
夜は、担当のコンシェルジュが2段ベッドにしてくれます。
音が静かで、乗り心地が良く、
車窓から見る美しい景色と、ゆっくり進む速さに癒されます。
とにかく広い〜〜〜(=◇=;)
ロサンゼルスでは見ることのできない紅葉が
美しかった。
1日目は、カリフォルニア州からネバダ州を通り抜けて、
2日目は、ユタ州からデンバーのあるコロラド州に向かいます。
座席が窓に向いていて、景色を眺められるラウンジカー。
絶景を眺める人達でいつも賑わっていました♪
そこから見たドナーレイクと呼ばれるビューポイントは、
ご覧のような雪が降り、寒々した感じです。
レイク(湖)は、うまく撮れていませんが、
1800年代に、開拓者のグループがこの辺りで遭難し、
死人が出ると、その仲間の肉を食べて餓えをしのいで生きたという歴史があり、
そのときのリーダーの名前をつけて『ドナーレイク』という名前がついたそうです。
開拓者の遭難のアナウンス説明を聞きながら、しんみり・・・
今は、指折りのスキーリゾート地になっているそうです。
アムトラックは、アメリカの歴史も繋いでいるのですね。
ゼファー号の寝台列車の旅は、
朝食・昼食・夕食が含まれています。
皆んなで、相席で、こちらの食堂車でいただきます。
メニューも選べて、シェフの紹介もあったりしてちょっとビックリ!
食事はあまり期待していなかっただけに(*^.^*)
サービス・雰囲気・味ともにとても満足でした♪
「それにしても、ゆっくりだね。まだここだよ」
とiphoneで現在の場所をチェックしながら・・・
時間がゆっくり流れています。
ボートに乗った人達が手を振っている光景が
あちらこちらで見られました。
アムトラックは、
アメリカの人々の生活の中に一緒にあるんだなぁ♡
そろそろ日が暮れてきましたね・・・
ベッドはこのような感じです。
鉄道だからこそ見ることのできる絶景の旅。
静かに揺られながら、
明日朝目覚めると、ユタ州のソルトレイクシティーです。
続きはまた・・・
おやすみなさい。